未来知実証センター棟(仮称)の建設工事を開始しました

掲載日:2024-3-27
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 角間キャンパス内に実証研究の拠点となる「未来知実証センター棟(仮称)」の建設工事を開始しました。
 本施設は,令和5年4月に文部科学省「地域中核・特色ある研究大学の連携による産学官連携・共同研究の施設整備事業」の採択を受けて,金沢大学の研究シーズを社会実装へと導く支援を戦略的・一元的に展開する拠点施設として整備するものです。
 本施設の規模は鉄筋コンクリート造5階建て,延床面積は約3,300㎡,令和6年度中の完成を予定しています。
 未来知実証センター棟(仮称)では,本学の世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)や共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)などの融合研究や,スタートアップ創出,社会課題解決に向けた実証研究を推進します。また,北陸先端科学技術大学院大学(JAIST),東京大学,金沢大学発ベンチャーキャピタル(VC)である(株)ビジョンインキュベイトなどとの産学連携やスタートアップ支援などを強化します。これらにより,研究シーズをショーケースとして学外に提示し他機関との共同研究につなげ,新たな知と多様な人材・組織が集う社会共創の場として北陸全体のシーズにも伴走しながら,ワンストップで社会実装につなげる支援を未来知実証センターが戦略的に展開します。
 本学は,予測不可能な時代の社会変革を主導する「文理医融合による非連続的なイノベーションを起こす世界的拠点の形成」により,令和5年12月に文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」にも採択されました。未来知実証センター棟(仮称)を拠点に,我が国全体の研究力の発展をけん引する研究大学として,強みや特色ある研究力を核とした戦略的経営の下,研究活動の国際展開や社会実装の加速・レベルアップの実現に必要な環境構築に積極的に取り組んでいきます。

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  • 未来知実証センター棟(仮称)の完成予想図
  • 未来知実証センター棟(仮称)の建設予定地
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