天然ゴム合成コア酵素の試験管内再構成に成功-AI を利用し酵素構造を予測-
金沢大学理工研究域物質化学系 山下 哲准教授,埼玉大学大学院理工学研究科,住友ゴム工業株式会社,東北大学大学院工学研究科らの共同研究グループは,独自の膜タンパク質再構成システムの構築により,天然ゴム(※1)を生産する植物 […]
登録日:2022-4-15
植物の細胞サイズが決定される仕組みを解明!〜農作物やバイオプラスチック原料の効率的な生産技術の開発に期待〜
金沢大学理工研究域生命理工学系の野本友司研究員,高塚大知助教,伊藤正樹教授をはじめとする共同研究グループは,植物が自身を構成する細胞の大きさをコントロールする仕組みを解明しました。植物の細胞の大きさは,植物の生産能力に影 […]
登録日:2022-4-13
革新的水素液化技術への挑戦~実用的な磁気冷凍法による水素液化コスト削減に道~
金沢大学理工研究域数物科学系 松本 宏一教授と国立研究開発法人物質・材料研究機構 (NIMS)および大島商船高等専門学校らの研究チームは,磁気冷凍システムの極低温における駆動を実現し,このシステムによる水素の液化に成功し […]
登録日:2022-4-12
ナノ物質の強度を決める表面1層の柔らかさ―電子顕微鏡観察下での金属ナノ接点のヤング率測定―
金沢大学理工研究域数物科学系 新井豊子教授と北陸先端科学技術大学院大学 ナノマテリアル・デバイス研究領域らの共同研究グループは,[111]方位を軸とした金ナノ接点を引っ張る過程を透過型電子顕微鏡で観察しながら,等価ばね定 […]
登録日:2022-4-11
令和4年度 GHIT Fund「マラリアワクチン開発」に採択!
令和4年度公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)に,金沢大学医薬保健研究域薬学系の吉田栄人教授がリーダーを務めるプロジェクト「感染防御・伝播阻止両機能を発揮する三日熱マラリアマルチステージワクチン […]
登録日:2022-4-8
複眼のタイルパターンを決定する幾何学メカニズムの解明
【本研究成果のポイント】 同じ形状が隙間無く敷き詰められたタイルパターンは様々な生物において見られる。昆虫の複眼などの様に物理的に安定な6角形タイルが一般的である。 通常,ハエの複眼は6角形タイルから成るが,ある種の変異 […]
熱産生を抑えるホルモンを発見 ~抗酸化が逆にストレス!? 還元ストレスを提唱~
金沢大学総合技術部生命部門の高山浩昭技術専門職員,医薬保健研究域医学系(内分泌・代謝内科学)の篁俊成教授と,東北大学,北海道大学,天使大学との共同研究グループは,糖尿病で高まる抗酸化ホルモン セレノプロテインP(※1)が […]
登録日:2022-3-30
自然免疫に重要なKIR遺伝子領域の構造を解明
金沢大学医薬保健研究域医学系の細道一善准教授,田嶋敦教授と,大阪大学,理化学研究所,国立遺伝学研究所,東京大学らの研究グループは,キラー細胞免疫グロブリン様受容体(KIR)遺伝子領域の構造を高精度に解明し,ヒト疾患への関 […]
登録日:2022-3-24
多環芳香族炭化水素類の代謝産物が魚類の骨奇形を引き起こすことを証明!
金沢大学環日本海域環境研究センターの鈴木信雄教授・早川和一名誉教授と,九州大学の大嶋雄治教授,富山大学の田渕圭章教授を中心とする共同研究グループは,重油汚染などにより引き起こされる魚の骨奇形の機構を解明しました。 多環芳 […]
登録日:2022-3-17
時間とともに左右が入れ替わる分子を開発!
金沢大学ナノ生命科学研究所の秋根茂久教授,同理工研究域物質化学系の酒田陽子准教授らは,時間とともに左右が入れ替わる分子の開発に成功しました。 アミノ酸など我々の生命現象において重要な分子の多くは,鏡に映したものと重ならな […]
生きた細胞の内部をナノレベルで直接観察できる 原子間力顕微鏡技術の開発に成功!
金沢大学ナノ生命科学研究所の福間剛士教授と,マルコス・ペネド特任助教(研究当時),産業技術総合研究所との共同研究グループは,生きた細胞の内部においてナノスケールの構造やその動きを直接観察できる原子間力顕微鏡(AFM)(※ […]
脳の進化の鍵となるグリア細胞の増加の仕組みを発見!
金沢大学医薬保健研究域医学系の河﨑洋志教授と,新明洋平准教授,堀修教授,田嶋敦教授らの国際共同研究グループは,これまで研究が困難であった脳の進化の仕組みを,独自の研究技術を用いて世界に先駆けて明らかにしました。 ヒトの脳 […]
登録日:2022-3-15
ナノ構造光電極の電荷分離機構を実空間で可視化 ~太陽光水分解の材料開発を促進~
【本研究のポイント】 ・独自開発した電気化学イメージング技術により、TiO2(酸化チタン)ナノチューブ光電極の局所反応を可視化 ・TiO2ナノチューブ光電極における電荷分離機構が直交型であることを実験的に初めて証明 ・太 […]
登録日:2022-3-7
酵素の機能改変で自然界にないイソプレノイドを合成 ~新規バイオポリマー合成酵素の開発に期待~
金沢大学理工研究域物質化学系の山下哲准教授らと東北大学,理化学研究所および住友ゴム工業株式会社との共同研究グループは,トマトの生体防御物質前駆体であるネリル二リン酸(重合度2)を合成する重合酵素(NDPS1)の結晶構造を […]
登録日:2022-3-3
計算機上で収集したデータの機械学習による不斉触媒設計~有機合成DX化の基盤技術構築に向けて~
金沢大学大学院医薬保健学総合研究科創薬科学専攻博士前期課程2年の向真潔,金沢大学医薬保健研究域薬学系の長尾一哲助教,大宮寛久教授らと理化学研究所(理研)との共同研究グループは,遷移状態計算(※1)と機械学習(※2)を併用 […]
登録日:2022-2-22
突然変異率の上昇は植物の多様化の土台になる!~激流で生き抜く水生植物カワゴケソウ科の進化の基盤~
金沢大学疾患モデル総合研究センターの西山智明助教と千葉大学大学院理学研究院,大阪市立大学大学院理学研究科(附属植物園)の共同研究グループは,河川の激流という過酷な環境へ適応した植物である水生植物カワゴケソウ科において,突 […]
登録日:2022-2-7
自閉スペクトラム症児の脳神経ネットワークの特徴,社会性の障害との関係を解析
金沢大学子どものこころの発達研究センターの廣澤徹准教授,大学院医薬保健学総合研究科医学専攻の相馬大輝さんらの共同研究グループは,産学官連携のプロジェクトで開発した「幼児用脳磁計」(図1)を活用し,5歳から8歳の自閉スペク […]
登録日:2022-2-2
精神疾患における脳活動の定常刺激反応の変質に興奮性/抑制性バランスとシナプスのロングテール性の関与が判明
金沢大学子どものこころの発達研究センター(協力研究員)/日本学術振興会の長谷川千秋助教,金沢大学子どものこころの発達研究センター(協力研究員)/ 福井大学医学部精神医学(客員准教授)/魚津神経サナトリウム(副院長)高橋哲 […]
カメルーン人と日本人における皮膚細菌叢の差異を解明
金沢大学医薬保健研究域附属AIホスピタル・マクロシグナルダイナミクス研究開発センターの大貝和裕准教授,医薬保健研究域薬学系の倉石貴透准教授,新学術創成研究機構の岡本成史教授と,カメルーン・ヤウンデ第一大学・バイオテクノロ […]
登録日:2022-1-27
全国8地域からなる大規模認知症コホート研究で境界型糖尿病とアルツハイマー病との関連を報告
金沢大学医薬保健研究域医学系脳老化・神経病態学(脳神経内科学)の山田正仁名誉教授(現・九段坂病院副院長),医薬保健学総合研究科認知症先制医学講座の篠原もえ子特任准教授,九州大学らの共同研究グループは,健康長寿社会の実現を […]
登録日:2022-1-25