5月17日,金沢市内で,学長研究奨励費研究結果発表会を開催しました。学長研究奨励費制度は,卒業研究等の本格的な研究に入る前の学士課程の学生・グループから,日頃の学習や日常生活の中で興味や関心を抱いた様々なテーマを募集して,優れた研究成果が得られると判断されたテーマに対して,研究資金を支給する制度です。
当日は,昨年度採択された8の個人・グループが,1年間にわたる研究の成果を発表しました。研究テーマは,「金沢大学における障害のある学生支援への提案」,「のと里山海道が無料化したことによる経済効果と課題」などさまざまで,発表後には来場者との活発な質疑応答が行われました。各研究結果は,研究結果論文集としてまとめられ,刊行される予定です。
なお,学長研究奨励費制度は創設から17年を迎え,本年度から対象を研究プロジェクト以外にも広げた学生企画プロジェクト奨励支援制度へと生まれ変わります。国際交流や地域連携といった学生自身の企画したプロジェクトの支援により,学生の早期段階での主体的・能動的学修の促進が期待されます。