内閣府総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)のSIP(戦略的イノベーション創造プログラム)(革新的構造材料)において,環日本海域環境研究センターの仁宮一章准教授を研究代表者とする「植物由来の炭素繊維複合材料の開発」が採択されました。
本研究では,CFRP(※)適用航空機のライフサイクルCO2排出量をより削減することを目的として,現在石油から作られているCFRPを植物由来に代替するための技術開発を行い,エネルギー転換・利用効率向上の実現を目指します。将来,航空機を始めとした輸送機器・発電等産業機器などの燃費低減への貢献が期待されます。
※CFRP:炭素繊維を重ねてプラスチックで固めた複合材料