SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)[革新的設計生産技術]に採択

掲載日:2014-10-15
研究

内閣府総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)のSIP(戦略的イノベーション創造プログラム)(革新的設計生産技術)において,理工研究域機械工学系の坂本二郎教授を研究代表者とする「バイオイノベーティブデザインの研究開発」が採択されました。

生物の構造は,環境への高い適応性・順応性と外乱に大きく影響を受けないロバスト性(※)を持っています。本研究では,生物構造の優れたデザインに着想を得て革新的な機械構造を設計するための「バイオイノベーティブデザイン技術」(BIDT)を開発することで,産業への応用展開を行うことを目指します。将来的にはこの技術により,建設機械を始めとする産業機械分野において超軽量かつ高強度な構造を実現するなど,革新的な製品開発が期待されます。

※ロバスト性:
設計諸元や負荷条件が変化しても,製品の性能が大きく低下しない性質。
頑健性とも言い,現実的な設計においては重要とされる性質。

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