サービスをより良いカタチに!金沢大生が「いしかわの観光」を後押し

掲載日:2021-10-25
ニュース

8月31日から10月21日にわたり,先端科学・社会共創推進機構人材育成グループは,日本青年会議所石川ブロック協議会(以下,JCI石川)との連携事業として「いしかわWork & Walk -みんなで考える『SDGsデジタルスタンプラリー』-」を実施し,本学学生8名が参加しました。

本プログラムは,先端科学・社会共創推進機構の篠田隆行准教授のコーディネートの下,JCI石川が展開するサービス「SDGsデジタルスタンプラリー」について,本学学生が石川県内での同サービスの実体験やワークショップを通じて,サービスの改善プランを提案するものです。

参加学生は,まず8月31日のオリエンテーションで同サービスの概要説明を受けた後,3つのグループに分かれ,サービスを体験する訪問先を選択。9月13日には,各グループで能登地域または加賀地域を巡り,サービスを体験するとともに,現地の人々から話を聞きながら,文化・風土・自然といった石川県の魅力を感じ取りました。

続く10月12日のワークショップでは,先端科学・社会共創推進機構の篠田隆行准教授のファシリテートのもと,グループごとに「認知度向上」「ユーザビリティ(使い勝手)向上」の2つの観点からSDGsデジタルスタンプラリーの改善プランを検討。体験で得た気付きを基に,若者ならではの視点でアイデアを出し合い,議論を重ねました。

10月21日には,金沢市内で改善プランの成果発表会を開催し,本学学生のほか,県内企業や関係者など,オンラインからの参加者も含めて約40名が参加しました。参加学生からは,サービスの名称変更や参加報酬の設定,地域ごとのスタンプの偏りなどの課題が挙げられ,その改善に向けて,好感が持てるキャッチフレーズや体験型プログラムの顧客ニーズ,石川の魅力を生かした改善アイデアなどが提案されました。

今回の学生の提案は,今後の「SDGsデジタルスタンプラリー」の改善に役立てられます。

なお,本プロジェクトは「Project: AERU」の連携教育事業の一つとして実施しています。

 

  • 1030-2スタンプラリーを実体験
  • 1030-3ワークショップでの白熱の議論
  • 1030-4グループごとに改善プランを発表
  • 1030-4成果発表会を終えて
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