7月4日,輪島市門前町において,公開講座「歩いて学ぼう!岩石学シリーズ② 能登海岸編」を開講し,一般市民21名が参加しました。
本講座では,琴ヶ浜鳴き砂海岸周辺で2時間のフィールドワークを行い,理工研究域地球社会基盤学系の森下知晃教授が,最初に岩石の結晶(鉱物)と非結晶(ガラス)の違いについて説明しながら,専門家がどのような視点で岩石を見ているのかを伝えました。その後,現地にあるさまざまな岩石の特長を観察し,その成り立ちを想像しました。
受講生からは「能登半島の歴史を少し知ることができた」「ほかの場所にも行ってみたい」などの感想があり,海岸にある岩石からこの地がどのように成り立ったかを妄想する充実した時間となったようでした。
講師:理工研究域地球社会基盤学系 教授 森下 知晃
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