⾦沢⼤学ナノ⽣命科学研究所第4回国際シンポジウム「4th NanoLSI Symposium – Bio-imaging, sensing and manipulation for medical science -」を開催

11⽉26⽇,27日の2日間,ナノ⽣命科学研究所(NanoLSI)は,第4回国際シンポジウムを開催し,海外からの参加者を含む約270名の研究者や学生が参加しました。今回のシンポジウムは,“医学研究”をキーワードとし,がん進展制御研究所が開催する「International Symposium on Tumor Biology in Kanazawa 2020」との併催で実施しました。

初めてのオンライン開催となった今回は,移動なしに参加ができるオンライン開催のメリットを最大限に生かし,欧州・北米・アジア各国から著名な研究者を講師に招き,さらに,各セッションを海外講演者が所在する地域の現地時間に合わせて開催しました。

世界12ヶ国から研究者が集まった本シンポジウムでは,いずれのセッションでも活発な質疑応答や意⾒交換があり,新たな知⾒を得る貴重な時間となりました。特にSession1では,アメリカで最も大事な祝祭と言われる感謝祭の前日にも関わらず,アメリカからの多くの参加者と議論を深めることができ,今回のハイライトの1つとなりました。

 

セッションの他に,ヴァーチャルだからこそ可能な研究交流を目指して,新たな試みも取り入れました。

オンラインの仮想空間上でアバターを通してポスターセッションを行うVirtual poster sessionでは,本研究所の若手研究者や学生が発表者として参加し,コロナ禍により機会が失われた,共同研究の芽となる“雑談”を行うなど研究者同士の新たな交流を持つことができました。また,参加人数が限られるVirtual poster session を補うために企画したVideo sessionでは,NanoLSIの若手研究者が研究分野やこれまでの経歴をフラッシュトークで発表しました(予め撮影したものを放映)。さまざまなバックグラウンドを持つ研究者たちの発表に,研究所の人材の多様性を改めて認識する機会となりました。

 

今回,オンライン開催という初めての試みで,さまざまな制約のある状況下にあっても取組に工夫を凝らすことで研究者間の新たな交流を生むことが出来ました。この交流が将来,本研究所のミッションである“生命の誕生,疾患,老化などのあらゆる生命現象のナノレベルでの根本的理解”に向けた有機的な共同研究につながることが期待されます。

  • Session1座長の松本教授
  • ディスカッション(Session4)の様子
  • 招へい講師
  • 仮想空間上で議論を行う若手研究者
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