小松市で自動運転に関する特別講演会とデモ走行を開催

掲載日:2020-9-18
ニュース

9月17日,小松市はサイエンスヒルズこまつで自動運転に関する特別講演会を開催し,新学術創成研究機構の菅沼直樹教授が講演, デモ走行を行いました。これは,北陸新幹線の敦賀延伸・小松駅開業を念頭に置く小松市が,小松駅と小松空港間の新たな交通インフラを検討するために菅沼教授に依頼した自動運転車走行環境調査の一環として行ったもの。

特別講演会では参加した約50名を前に,菅沼教授が自動運転の開発の歴史,高速道路から一般公道への技術的課題,地域社会での取り入れ方などについて説明しました。また,特別講演会に参加した地元中高生に,菅沼教授は「今は一人一人で勉強しているかもしれないが,このような先端技術は研究室などのチームで取り組むことになる。コミュニケーション力も身に付けていってほしい」とのメッセージを贈りました。

デモ走行は,サイエンスヒルズこまつと小松空港間の約4.4キロメートルの一般公道を本学の実験車両を用いて実施。和田慎司小松市長のほか,講演会に参加した地元中高生も体験試乗を行いました。

  • デモ走行の様子
  • 特別講演会で講演する菅沼教授
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