源平合戦ゆかりの地・津幡町九折で棚田活用の未来を垣間見る! 

9月4日,金沢大学は北陸農政局との共創事業「ボーっと食べてんじゃねーよ!」(※)の一環として,石川県津幡町九折(つづらおり)での農業体験プログラムを実施し,本学学生6名が参加しました。

本体験プログラムは,実際の現場での体験を通して,農業の現状や課題を理解し,課題解決に向けたアイデア創出の機会とするもの。8月から9月にかけて,石川県内6カ所で実施し,延べ約35名の学生が参加する予定です。今回の舞台である津幡町九折は「日本の棚田百選・奥山田」を有していますが,現在その多くが耕作放棄地となっており,継続的な保全が難しい状況です。

参加学生らは,現地で復田や農地保全の事業に取り組むJAアグリサポートかほくの池野翔吾氏のガイドの下,奥山田の棚田やその周辺にある倶利伽羅不動尊や源平合戦の古戦場を見学。奥山田の棚田は歴史的景勝地に近いという特長があることや,一部の棚田でソバやイタリア米が栽培されていることを知りました。続く意見交換では,見学時の発見や気付きを踏まえ,棚田の観光資源としての活用方法や,棚田の立地と生産物の特徴を掛け合わせたブランディングなど,棚田活用に向けたアイデアを出し合いました。その後,イタリア米を使って地元飲食店が調理したリゾットの試食や,源氏方の弓の名手・那須与一にあやかり昨年度イベント化したアーチェリーの体験を通して,学生らは九折地区の魅力と住民の方々の温かい人柄に触れました。

本体験プログラムの参加学生は,10月以降に連動プログラムである「プレ・アグリソン」「アグリソン」に参加し,今回の体験や気付きなどを踏まえ,各農家が抱える課題を解決するためのビジネスプランを練り上げます。
 

※北陸農政局との共創事業「ボーっと食べてんじゃねーよ!」
本学学生を対象に昨年度から実施。農業や地域の現状を学び,農業に関心を持つ機会を提供することで,従来の考え方に捉われない斬新なアイデアで農業や食品産業が抱える課題の解決策を考え,社会実装につなげることを目的としている。
 

<これまで実施した今年度の体験プログラム>
国産イ草の北限の産地で「小松イ草」の伝統と可能性に触れる!(2020.8.19)
かほく市のブドウ園オーナーとブドウ産地の活性化を考える!(2020.8.28)
 

本共創事業の詳細についてはコチラ

  • 倶利伽羅不動尊の歴史を説明する池野氏(階段上) 倶利伽羅不動尊の歴史を説明する池野氏(階段上)
  • 棚田とその周辺を歩いて見学 棚田とその周辺を歩いて見学
  • 地元食材を使ったリゾットを堪能 地元食材を使ったリゾットを堪能
  • アーチェリー体験で那須与一に アーチェリー体験で那須与一に
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