金沢大学における新型コロナウイルス感染症罹患者の発生について

掲載日:2020-5-8
ニュース


令和2年5月8日
金沢大学

 

金沢大学における新型コロナウイルス感染症罹患者の発生について

 

令和2年5月6日(水),本学附属中学校教諭が新型コロナウイルス感染症に罹患していることが判明しました。

地域の皆様,関係者の皆様には,大変ご心配をお掛けしております。この事態を受けまして,今後も石川県,保健所等の関係機関と協力しながら,感染拡大の防止に尽力し,地域社会および本学において安心した日常を過ごせるよう努力してまいります。

本件を受けて,本人への聞き取り等により判明した事実および本学として取った対応をお知らせいたします。

 

1.罹患者の年代,性別,居住地について
  30代 女性 居住地:石川県金沢市
  ※石川県発表の271例目の女性が該当します。
   石川県Webサイト(新型コロナウイルス感染症の県内の患者発生状況)

2.当該罹患者の行動
  4月23日(木) 夜から37度台の発熱あり
  4月24日(金) 38度台の発熱があり,自宅待機,以降は出勤していない
                      病院を受診し,しばらく様子を見るように指示される
  4月27日(月) 36度台に熱が下がる
  5月 4日(月) 同居者のPCR検査が陽性と判明
  5月 5日(火) PCR検査実施
  5月 6日(水) PCR検査が陽性と判明(自覚症状なし),入院まで自宅待機
  5月 7日(木) 入院(自覚症状なし)

3.濃厚接触者への対応について
  保健所により,本学関係者に濃厚接触者はないと判断されています。

4.校内の消毒作業について
  罹患者は自覚症状(発熱)を感じた4月24日(金)以降出勤しておりませんが,念のため5月7日(木)に罹患者の行動導線上の設備等の消毒を実施しました。

※ 感染者やそのご家族の特定,差別の助長等につながることのないよう,ご理解とご配慮をお願いいたします。

※ 本学における取り組みについて
 本学ではこれまで,政府から発令された緊急事態宣言の対象地域の拡大および石川県の特定警戒都道府県の指定を受け,「新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた金沢大学の活動指針」を策定するとともに,石川県緊急事態措置の「施設の使用停止の要請等」を受け,4月22日(水)から当面の間,下記のとおり対応することとしているところです。
 なお,附属学校園については,5月7日(木)から29日(金)まで臨時休業の延長措置を行うこととしております。今後も状況に応じて必要な対策を講じ,感染拡大の防止に努めてまいります。

1 学生の教育および課外活動について
 ・原則として,学生の登学を禁止しています。ただし,遠隔授業に対応できない環境にある者など,やむを得ない事情により事前に本学が認めた者のみ,登学可能としています。
 ・授業は,遠隔授業のみとしています。
 ・課外活動は,学内外を問わず全て禁止しています。

2 研究活動について
 ・原則として,教員の入構も禁止し,在宅での研究活動のみとしています。ただし,研究継続に必須となる生物・精密機器等の維持のため,最低限の人員のみ入構可能としています。

3 事務業務について
 ・原則として,在宅勤務としています。ただし,重要案件に関する事務を継続するため,必要最少人数による交替勤務を可能としています。

  新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた金沢大学の活動指針(R2.4.21現在)

 

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