こだわりの米作りの経営ブランディングから農業の魅力発信について考える!

9月19日,金沢大学は北陸農政局との共創事業「ボーっと食べてんじゃねーよ!」の一環として,石川県白山市の農事組合法人北辰農産での農業体験プログラムを実施しました。

本共創事業は,今年5月から開始しているもので,広く学生が農業や地域の現状を学び,関心を持つ機会を提供することにより,従来の考え方にとらわれない斬新な発想で農業や食品産業が抱える課題の解決策を考え,社会実装を目指すことを目的としています。この事業のうち農業体験プログラムは,実際の現場を体験し,新たなアイディアのためのイメージを膨らませるためのもので,8月から10月にかけて同農場の他に県内6カ所で実施し,約30名の学生が参加する予定です。

今回の体験先である北辰農産は,白山市の旧鶴来町で,減農薬・減化学肥料栽培による安全安心・良食味にこだわったお米の生産をメインに,餅やあられなど餅米を使った農産加工品の製造・販売などを行っています。現在の代表理事である舘喜洋氏が,地域の稲田風景や稲作文化を未来に残していくため,「自然環境を大切にしてお米の魅力を伝えていくこと」をコンセプトに自社ブランド「稲ほ舎」をスタート。地元企業と連携した有機堆肥開発やコラボ商品開発に取り組むとともに,稲田や自然について地域ぐるみで学ぶ場づくりとして,田植や稲刈りなどの自然体験活動を積極的に行っています。

当日,学生らは舘氏の解説の下,減農薬・無農薬米の収穫の様子など同農産の圃場内を見学。また,直売店舗である稲ほ舎では,店頭商品の商品開発エピソードを聞きながら,稲ほ舎のPRとして,今後どのような商品ラインナップや価格設定が考えられるか,コンセプト作りやマーケティングの視点から意見交換を行いました。

学生らは,各プログラムでの体験を踏まえ,11月には課題解決のためのビジネスアイデアを提案する「アイディアソン」を実施します。

 

  • 農業の魅力発信方法についての意見交換の様子
  • 稲ほ舎の前で栽培米の説明を受ける学生ら
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