能美市で次世代農家リーダーとこれからの農業経営について考える!

9月12日,金沢大学は北陸農政局との共創事業「ボーっと食べてんじゃねーよ!」の一環として,石川県能美市の有限会社たけもと農場での農業体験プログラムを実施し,学生5名が参加しました。

本共創事業は,今年5月から開始しているもので,広く学生が農業や地域の現状を学び,関心を持つ機会を提供することにより,従来の考え方に捉われない斬新な発想で農業や食品産業が抱える課題の解決策を考え,社会実装を目指すことを目的としています。この事業のうち農業体験プログラムは,実際の現場を体験し,新たなアイデアのためのイメージを膨らませるためのもので,8月から10月にかけて同農場のほかに県内6カ所で実施し,約30名の学生が参加する予定です。

今回の体験先であるたけもと農場は,京都南禅寺の荘園時代からの歴史を持つ米どころである能美市牛島(旧寺井町)で代々稲作農業を営んでいる農業法人です。今回のプログラムをガイドしてくださった10代目の竹本彰吾氏は,これまでの伝統技術を継承しながらも,日本で栽培している農家が数件しかない品種「イタリア米」を生産・販売し,同品種の国内需要拡大の可能性を模索するなど,米作の将来を見据えた新しい試みに挑戦しています。

当日,学生らは同農場の甫場内を移動し,稲作における土づくりの重要性について竹本氏からレクチャーを受けながら,土壌分析のためのカメラを搭載した農機の試乗や,日本での栽培のために試行を重ね土壌改良したイタリア米の耕作地の見学を行いました。その後の意見交換では,同農場のPRとしてどのような情報発信方法があるかを議論し,イタリア米の加工商品の新開発やSNSによる発信,オリジナルグッズの展開などアイデアを出し合いました。

学生らは各プログラムでの体験を踏まえ,11月には課題解決のためのビジネスアイデアを提案する「アイディアソン」を実施します。
 

  • 農機試乗の様子
  • 収穫が間近に迫ったイタリア米耕作地の見学
  • たけもと農場のPR方法について意見交換
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