北陸4大学連携まちなかセミナー「オリンピックを科学する~TOKYO2020~」を開催

11月3日,地域連携推進センターは北陸4大学連携まちなかセミナー「オリンピックを科学する~TOKYO2020~」をサテライト・プラザで開催し,約30名の市民らが参加しました。

この講座は,地域の多彩な生涯学習ニーズに応えるため,北陸地区の4つの国立大学法人(富山大学,福井大学,金沢大学,北陸先端科学技術大学院大学)が連携する北陸地区国立大学連携協議会が,平成15年から毎年実施しています。今回は,2020年夏に開催される東京オリンピックに向けた,競技力強化やサイバーセキュリティ対策といったさまざまな取り組みについて,4大学の研究者が講義しました。

最初に,富山大学人間発達科学部人間環境システム学科の福島洋樹准教授が「アスリートの養成・育成」と題し,競技者育成においては,小中学校期に多様な種目を経験し,高校期以降に最適な種目を模索するプロセスの重要性について講義。続いて福井大学教育学部の山田孝禎准教授が「アスリートと栄養」と題し,ベストパフォーマンス,コンディショニングを実現するカラダ作りための栄養管理,さらにはアスリートと栄養にまつわる諸問題について講義しました。本学国際基幹教育院GS教育系の村山孝之准教授は,「プレッシャーとパフォーマンス」と題し,競技者は技・体だけでなく,心も科学的にトレーニングする必要があり,プレッシャーと上手く付き合うための心理的スキルとして,目標の設定,視線による注意・意識のコントロール,オノマトペによる運動イメージのコントロールなどを紹介しました。

最後に,北陸先端科学技術大学院大学セキュリティ・ネットワーク領域の丹康雄教授が「IoTが夏季五輪に貢献できること」と題し,近年の情報通信技術を象徴するIoT技術が,夏季五輪開催時に想定される猛暑対策やサイバー攻撃対策などのさまざまな面で貢献する可能性について講義しました。

その後,全員によるディスカッションを実施。参加者は普段の生活の中にも取り入れられる栄養管理法やプレッシャーのコントロール方法など,講師からアドバイスを受けました。

 

  • (左から)福島准教授,山田准教授
  • (左から)村山准教授,丹教授
  • 参加者とのディスカッションの様子
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