ミニ講演「楔形文字と日本語」を開催

掲載日:2018-2-26
ニュース

2月24日,サテライト・プラザにてミニ講演「楔形文字と日本語」を開催しました。

国際機構の峯正志教授は,古代メソポタミアの楔形文字の成り立ちの歴史を振り返り,その性質や現代日本語との共通点について解説。楔形文字の特徴として表語文字と表音文字を混ぜ書く点を挙げ,限定符や送り仮名の用法が漢字に類似すると説明しました。また,中国・後漢の学者である許慎が最古の部首別漢字字典『説文解字』で漢字を6つに大別した手法が,楔形文字にも適用できることを示し,時代・文化を超えて人間は同じように考えると述べました。

  • 講演する峯教授
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