認プロ・国際シンポジウムおよび市民公開講座を開催

掲載日:2017-11-27
ニュース

11月26日,石川県立音楽堂 交流ホールにおいて,北陸認知症プロフェショナル医養成プラン(認プロ)国際シンポジウム「Alzheimer’s Disease: Phenotypic Variability and its Molecular Backgrounds」を開催し,医師,研究者など計74名が参加しました。

シンポジウムは山崎光悦学長の開会あいさつに始まり,プロジェクトリーダーの山田正仁教授による認プロの概要説明の後,アムステルダムVU大学医療センターのリーク・オッセンコッペル准教授,東京都健康長寿医療センター高齢者ブレインバンク(神経病理)の村山繁雄研究部長,ケース・ウェスタン・リザーブ大学のジリ・ジー・セーファー教授による講演が行われ,大竹茂樹理事(附属病院担当)のあいさつで閉会しました。講演後には活発な質疑応答や討論が行われ,認知症医療についての最先端の知見を得る良い機会となりました。

また,当日の午後には同会場において,北陸認知症プロフェッショナル医養成プラン(認プロ)‐第36回日本認知症学会学術集会ジョイント企画 第4回市民公開講座「認知症~みんなで知ろう・防ごう・支えよう~」を開催し,教職員,学生,市民ら350名が参加しました。横浜市立脳卒中・神経脊椎センター臨床研究部の秋山治彦部長,筑波大学大学院人間総合科学研究科の玉岡晃教授,札幌医科大学医学部神経内科学講座の下濱俊教授,医療法人社団創知会の朝田隆理事長の4名による講演が行われ,その後開催された質問コーナーでは,参加者から事前に募集した質問について,講演者が分かりやすく回答しました。

老若男女を問わず,多くの方が参加し,参加者らは認知症について理解を深めました。
 

  • 市民公開講座会場の様子
  • 山崎学長によるあいさつ
  • 国際シンポジウムの様子
  • 市民公開講座質問コーナー
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