9月30日,金沢学生のまち市民交流館にて「金沢大学 学都シンポジウム」を開催し,地域の商店街関係者をはじめとする市民や行政関係者,本学の教職員・学生に加え,平成17年から本学と連携を続ける岡山大学,熊本大学の教職員らを含む約50名が参加しました。これは,「『学生の成長』と『地域の創造』を共に実現する地域」をテーマに,地域と大学が学生の教育において手を結ぶ意義を確認することを目的として開催したもの。
はじめに,福森義宏理事(社会貢献担当)からあいさつがあり,続いて6名のパネリストによる発表が行われました。発表では,地域での学生の活動を支援する企業や商店街,金沢市のほか,本学学生では,学生が運営するカフェ「放課後kitchenかぷらす」の代表と福祉分野の学生団体「福祉K to Y」の代表が登壇し,それぞれの活動について報告しました。会場では,「放課後kitchenかぷらす」の出張カフェも出店し,参加者にこだわりのドリンクが振る舞われました。
参加者はさまざまな立場からの事例報告を受け,「学都」に関する取り組みや課題についての理解を深め,大学・学生・自治体・住民との協働の都市づくりの在り方を考えました。