本学と連携し珠洲市がプラチナ大賞受賞!

掲載日:2015-10-27
ニュース

10月23日,地域の課題解決に向けた先進的な取り組みを表彰する「プラチナ大賞」の審査発表会が都内で行われ,石川県珠洲市が,地域活性化のための同市と本学との連携事業で最高賞のプラチナ大賞(総務大臣賞)を受賞しました。

プラチナ大賞は,少子高齢化やエネルギー問題など先例のない先進国ならではの課題を,イノベーションによる新産業の創出やアイディア溢れる方策などで解決している自治体や民間企業の取組みを評価しようと,民間団体「プラチナ構想ネットワーク」が実施しているもの。本学と珠洲市との連携事業は2006年7月からスタートし,同市小泊にある能登学舎を拠点に大気観測・能登スーパーサイトや能登里山里海マイスター育成プログラムなどを実施してきました。これらの成果は能登の里山里海の世界農業遺産認定の基礎となり,さらにはユネスコ世界遺産および世界農業遺産に認定されているフィリピンのイフガオの棚田におけるイフガオ里山マイスター養成プログラムにつながっています。

同賞は今年で3回目。全国から57件の応募があり,当日は最終候補に残った10団体が最終発表に臨みました。なお,今回の珠洲市の受賞は,県内自治体では初の受賞となります。

第3回プラチナ大賞

 

  • (左から)泉谷満寿裕珠洲市長,中村浩二地域連携推進センター特任教授
  • 同日行われた表彰式では,高市早苗総務大臣(左から1人目)より賞状が授与されました。
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