ミニ講演「帰郷と冒険の物語『オデュッセイア』の系譜~移民の時代を読む~」を開催

掲載日:2015-9-7
ニュース

9月5日,サテライト・プラザにてミニ講演「帰郷と冒険の物語『オデュッセイア』の系譜~移民の時代を読む~」を開催しました。

人間社会研究域歴史言語文化学系の岩津航准教授は,ホメーロス作の古代ギリシア叙事詩『オデュッセイア』について紹介し,主人公オデュッセウスがトロイ戦争後,故郷イタカに戻るまでの10年間,放浪の旅を強いられる話のあらすじを解説しました。オデュッセウスの帰郷と冒険は,現在に至るまで人生を解釈するための寓話として読み継がれ,移民の時代となった20世紀以降も作家・詩人がこの神話を取り上げ,さまざまな解釈をしていることを説明しました。

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