サテライト・プラザ ミニ講演「コトバの音声の諸相」を開催

掲載日:2014-9-2
ニュース

8月30日(土),金沢大学サテライト・プラザにてミニ講演「コトバの音声の諸相」が開催されました。

講師の人文学類柘植洋一教授は,意味内容を伝達するためのコトバの最小単位は「文字」ではなく,「音」であると指摘し,音声が作り出されるしくみや音声の記号化について言及したのち,パソコンを用いて音響分析を試みました。

逆さ言葉である「トマト」の音の逆再生が「トマト」ではないことや,金沢弁に見られるガ行鼻濁音がスペクトログラムに反映されていることに対し,参加者は驚きの表情を浮かべていました。

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