本学の課外活動団体である,金沢大学ボランティアさぽーとステーション(以下ボラさぽ)の学生と同団体顧問で人間社会研究域経済学経営学系の原田魁成講師は,8月27日に石川県・富山県を襲った記録的豪雨により被災した地域の災害支援活動を実施しました。9月2日から約1カ月の間に,石川県羽咋市や中能登町等で計6回,延べ22名が活動に参加しました。
この豪雨で,石川県羽咋市・志賀町・宝達志水町・中能登町と,富山県氷見市を中心に,警報レベル5となる大雨特別警報が発令され,特に羽咋市や宝達志水町,氷見市では24時間降水量最大値が各市町における観測史上1位を記録するほどの雨量となりました。被災地域では,河川周辺を中心に床上・床下浸水が発生し,水につかった家財や畳などの廃棄を余儀なくされた住宅も見られました。また,住宅の床下には大量の泥が堆積したほか,庭や畑,側溝にも泥が流れ込み,山間部では土砂崩れに伴う土砂の流入被害も確認されるなど,広い範囲で生活環境への影響が生じていました。
学生らと原田講師は,被災された住民一人ひとりの状況や要望を伺いながら,浸水した家財の搬出や側溝に堆積した泥の撤去,乾燥後の床下に残った泥の除去などに取り組みました。被災された方々に寄り添いながら,少しでも早く日常生活を取り戻すことができるよう,それぞれの現場の状況に応じた支援を行いました。
災害発生から時間が経過した後も,住宅や敷地内に残る泥の撤去をはじめ,支援を必要としている方々がいます。ボラさぽでは,地域の状況や住民のニーズを確認しながら,一日も早い復旧につながるよう,今後も継続して災害支援活動に取り組んでいきます。
-
土嚢袋に詰めた泥を処分場で廃棄 -
ボラさぽ学生ら -
床下に堆積した泥 -
通気口から泥が流入した家屋の下部