7月5日から20日まで,金沢大学は,国際交流協定校であるフィリピン大学ディリマン校の学生を迎え,「Kanazawa University Short-Term Exchange Program: Intensive Japanese Immersion with Language, Literature, and Society」を実施しました。
本プログラムは16日間にわたり,日本語教育を基盤として,日本文学・文化・社会・歴史・芸術に関する講義に加え,フィールド学習,文化体験,本学学生との交流を組み合わせて実施したものです。また,参加学生に本学の教育・研究環境を紹介し,将来的に本学をはじめとする日本の大学院(修士・博士課程)への進学を検討する機会を提供することも目的としました。
7月6日の開講式では,長谷部徳子副学長が歓迎のあいさつを述べ,フィリピン大学ディリマン校の教員および比較学科長のJudy ICK教授からもあいさつがありました。その後,オリエンテーション,キャンパスツアー,学生交流,歓迎会を行い,両大学の交流を深めました。
本プログラムを企画・運営した国際日本研究教育センターのセン ラージ・ラキ准教授は,初日のオリエンテーションからプログラム全体のコーディネートを担うとともに,現代日本の文化・社会や,日本文学・文化におけるジェンダーをテーマとした講義を行いました。このほか,多様な専門分野の研究者やゲスト講師が日本に関するさまざまなテーマで講義を行い,参加学生は分野横断的な視点から日本について学びました。
期間中は,兼六園,白山手取川ユネスコ世界ジオパーク,鈴木大拙館,石川県立図書館などでのフィールド学習を実施したほか,グラフィックデザイン,着物,能面などの実践的な文化体験も行いました。また,本学の学生サポーターが学修支援や通訳,学外活動の補助,日常的な交流を通して参加学生を支えました。
閉講式では,長谷部副学長と国際日本研究教育センター長の山本洋教授が,フィリピン大学ディリマン校の参加学生および本学の学生サポーターに参加証を授与しました。
本プログラムは,参加学生にとって日本文化への理解を深めるだけでなく,本学の教育・研究環境や日本の大学院教育を実際に知る貴重な機会となりました。今後は,大学院進学を含む人的交流の促進と,両大学間の教育・研究交流のさらなる発展が期待されます。
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標石前での集合写真