7月30日,Tech Startup HOKURIKU(以下,TeSH)(※1)は,CIC Tokyo(東京都港区)にて「TeSH× ACADEMIA STARTUP NIGHT ~北陸から世界へつながるネットワーク形成~」を実施しました。
当日は,現地来場者224名をはじめ,オンラインを含め303名が参加しました。首都圏を中心に,研究者,スタートアップ経営者,VC(ベンチャーキャピタル)・CVC(コーポレートベンチャーキャピタル)などの投資家,事業会社,大学・支援機関の関係者が多数集結しました。
初めに,本学の絹谷清剛理事が開会あいさつをしました。続くパネルディスカッションでは,「アカデミア発スタートアップを加速させるエコシステムの活用法」と題し,株式会社みらいのでざいん代表取締役CEOで福井工業高等専門学校の小越咲子教授,本学理工研究域生命理工学系の黒田浩介教授が,それぞれの研究・事業化の取り組みを紹介しました。さらに,PnO代表の岡島康憲氏を交え,本学先端科学・社会共創推進機構(FSSI)の安川直樹教授のモデレートのもと,アカデミア発スタートアップの成長に向けた大学・VC・支援機関・外部人材の役割や,地域・全国ネットワークの具体的な活用法について議論を交わしました。セッションを通じて,スタートアップの加速には研究成果や技術の優位性だけでなく,事業化を支える人材,資金,知財,販路,そして外部ネットワークとの接続が極めて重要であることが共有されました。
続いて,「アカデミア発スタートアップの経営人材確保について」と題した,研究者が事業化の過程で直面する課題に焦点を当てたパネルディスカッションを実施しました。2025年度, TeSHと株式会社スタートアップクラスが,北陸の研究シーズと首都圏の経営人材をつなぐマッチングイベント(※2)を開催しました。このイベントに参加した金沢医科大学の西園啓文准教授,金沢工業大学の赤坂剛史教授に,株式会社スタートアップクラス代表取締役の藤岡清高氏を交え,同イベントから生まれたマッチングの成果をはじめ,アカデミア発スタートアップに必要な経営人材像や,研究者と外部人材が出会い・連携していくための実践的なヒントについて議論を深めました。
さらに,信州大学,富山大学,大阪大学,九大OIP株式会社でスタートアップ支援や産学連携に携わる方々が「多様なキャリアが結ぶネットワークが,エコシステムを強くする」と題したディスカッションに登壇しました。FSSIの大山真吾特任准教授がモデレーターとして進行し,多様なバックグラウンドを持つ支援者同士の連携が,研究シーズや人材,支援ノウハウの好循環を生み出し,エコシステム全体をいかに強化していくかについて意見が交わされました。
閉会にあたり,北陸先端科学技術大学院大学の内田史彦特任教授が挨拶し,イベントを締めくくりました。
その後のネットワーキングタイムでは,現地来場者による活発な交流が行われました。登壇者,研究者,事業会社,投資家,支援機関の担当者らが一堂に会し,北陸発の研究シーズの事業化や具体的な共創プロジェクトの立ち上げ,さらなる連携に向けた名刺交換や意見交換が絶え間なく行われ,会場は終始熱気に包まれていました。
※ Tech Startup HOKURIKU(TeSH)とは
金沢大学と北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)が主幹機関となって運営する,北陸地域の16大学・3高専の研究成果を基にしたスタートアップの創出を目指すプラットフォームです。
※2 TeSH主催 研究者と経営候補人材のマッチングイベントを東京で開催 | NEWS | TeSH
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開会あいさつを述べる絹谷理事 -
パネルディスカッションの様子 -
パネルディスカッションの様子 -
パネルディスカッションの様子