2月22日,金沢大学は,文部科学省委託「日本語教師養成・研修推進拠点整備事業(中部ブロック・金沢大学)」の一環で,本学角間キャンパスにて,2025年度第2回研究会「居場所をつくる」を実施しました。
研究会では,人間社会研究域国際学系の市嶋典子教授による趣旨説明の後,人間社会学域国際学類日本語教育コース4年の藤井真子さんから「居場所としての日本語教室-支援者と学習者への調査を通して-」として,人間社会環境研究科人間社会環境学専攻博士後期課程1年のデ・アギアール・アゼヴェド・ブルーナさんから「在日ブラジル人児童生徒の日本語教育における居場所の構築」として,外国につながる子どもへの支援の場に関わる調査結果の報告がありました。次に,NPO法人アレッセ高岡の清水ステファニーユキエ氏と青木由香氏から「『ここにいていい』と思える場所づくり」と題して,居場所という観点から,アレッセ高岡での外国につながる子どもへの支援の理念と実践について発表がありました。
当日は,対面で22名,オンラインで約40名の参加があり,北陸内外からテーマに関心を寄せる多様な分野の参加者が集まりました。質疑応答では,発表内容の核となる概念に関するものから,具体的な実践に関するものまで,多岐にわたる質問が寄せられました。参加者一人ひとりが自身の関心に引きつけて考えを深める契機となり,さまざまな気づきが得られる有意義な場となりました。
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学習者・支援者を対象とした「居場所」に関わる調査結果を報告する藤井さん -
外国人集住地域や散在地域での調査結果を報告するブルーナさん -
「居場所」の観点からアレッセ高岡での活動について説明する清水さんと青木さん -
質疑応答