12月14日,金沢大学教学マネジメントセンターは,文理医融合・STEAM教育の一環として,高大接続ラウンドテーブル特別企画「探究・STEAMフェスタ2025~高校生の探究心に火を灯す~」を実施し,北陸3県の高校17校から47名の高校生のほか本学の大学生を含む計86名が参加しました。本特別企画では,探究学習や多文化共修をキーワードに,高校生と大学生が相互に学び合う場を提供しました。
森本章治理事(総括・大学改革・教育・情報担当)/副学長による開会挨拶,林透教学マネジメントセンター副センター長による趣旨説明の後,高大接続コア・センターの苅谷千尋特任助教と田中千晶特任助教,KU-STEAM学生スタッフによるアイスブレーキングを行い,場を和ませました。
次いで,社会人ファシリテーターである七尾市地域おこし協力隊の花田怜大氏(本学人間社会学域法学類卒業者)と学生スタッフによる司会進行,および一般社団法人mumm 代表理事の村上純一郎氏(本学人間社会学域地域創造学類卒業者)らのサポートのもと,大学生によるリアル探究トークや,探究等をテーマとした高校生との対話を行いました。
さらに,高大接続コア・センターの中野正俊特任助教が,KUGS特別入試制度(※1)や金沢大学STELLAプログラム(※2)などの紹介を通じて,本学における高校生の多様な学びの機会について説明しました。
参加した高校生からは,「とにかく行動することが大切ということの意味がわかり,自分の探究課題に向けてどのように深掘りしていくかについて理解を深めることができた」,「主に探究や海外留学に関することを詳しく理解することができ,視野が広がったと感じた」,「大学生が親身になってくれ,探究活動のテーマの大枠を決定することができた」といった感想があり,引率者の高校教員等からも今後の継続開催を期待する声が寄せられました。
(※1)KUGS特別入試制度
(※2)金沢大学STELLAプログラム
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高校生と本学学生の計86名が参加 -
本学留学生が「探究」をテーマに高校生に向けて発表