課外活動団体である金沢大学ボランティアさぽーとステーション(以下ボラさぽ)は,令和6年能登半島地震および令和6年奥能登豪雨における災害支援および地域活性活動を継続的に行っています。
7月12日, ボラさぽの学生と同団体の顧問で人間社会研究域経済学経営学系の原田魁成講師は,輪島市重蔵神社にて,5月から継続的に実施している,同神社が保管する輪島塗漆器の洗浄活動を行いました。同活動は富山大学や北陸先端科学技術大学院大学の教員,学生の他, 一般の有志の方々と共に行いました。
7月26日, ボラさぽの学生は,輪島復興支援団体リガーレとの連携のもと,被災品の運搬や家屋の修繕などを行いました。また,輪島市重蔵神社にて,境内の荷物の運び出しや支援物資配布の手伝いなどに従事しました。
8月9日,12日, ボラさぽの学生は,金沢市で発生した豪雨災害に対して石川県災害ボランティア協会と連携し,金沢市ボランティアセンターの運営支援や金沢市内個人宅での被災家屋の運び出しなどを行いました。
8月14日,17日, ボラさぽの学生と原田講師は,輪島市重蔵神社にて,物資の貯蔵庫として使用されていたテントの解体や,輪島市における伝統行事の一つである三夜踊りへの参加と同行事の設営補助などを行いました。また,8月23日には, 輪島市重蔵神社が主催する輪島市最大級のキリコ祭りの一つである重蔵神社大祭に運営補助やみこし担ぎの担い手として参加し,地元の方々や早稲田大学, 東洋大学, 明治学院大学, 北陸先端科学技術大学院大学の学生および教職員らと共に地域を盛り上げました。8月24日には,輪島市住吉神社が主催する大宮祭に参加し,みこしやキリコの担ぎ手として地元の方々と交流を深めました。
9月19日, ボラさぽの学生は,輪島市千枚田の稲刈り支援活動を行いました。同活動は昨年に続いて2年目で,春には千枚田にて田植え活動も行いました。
9月23日, ボラさぽの学生と原田講師は,輪島市重蔵神社が主催する能登が誇る伝統文化の一つである太鼓の演技を評価する太鼓打ち競技会に運営支援として参加し,地元の方との交流や文化体験などを行いました。
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被災家屋から荷物の運び出しを行う学生ら -
三夜踊りに参加する学生ら -
重蔵神社大祭で打ち上げられた花火とキリコ -
千枚田で稲刈り活動を行う学生ら