10月24日,博士研究人材支援・研究力強化戦略プロジェクト(HaKaSe+)とキャリア支援室は,「KU博士キャリアセッション2025」の第4弾として「金沢大学博士学生と企業との交流会」を開催しました。
当日は,博士課程・博士後期課程の在学生や博士課程・博士後期課程進学が決定している修士課程・博士前期課程学生ら約50名が参加しました。企業側からは,株式会社サイバーエージェント,santec Holdings株式会社,JFEテクノリサーチ株式会社,澁谷工業株式会社,信越化学工業株式会社,株式会社ダイセル,タワーパートナーズセミコンダクター株式会社,津田駒工業株式会社,株式会社とめ研究所,株式会社日本入試センター,ヌヴォトンテクノロジージャパン株式会社,マルホ株式会社,国立研究開発法人産業技術総合研究所,計13社の研究・開発職や人事担当の方が参加しました。
オープニングセミナーでは,本学の森本章治理事から参加企業および学生へのあいさつがあり,本交流会の趣旨や意義,また,本学が今年度採択された文部科学省「未来を先導する世界トップレベル大学院教育拠点創出事業」における大学院教育の高度化と博士人材のキャリア構築を統合的に推進,多様なロールモデルの提示,キャリアパスの拡充などの取り組みについて説明がありました。
続いて,本イベントのコンサルタント企業で,博士人材のキャリア支援事業を展開する株式会社エマージングテクノロジーズの深澤知憲社長から参加学生に対し,偶然の出会いから生まれる縁を大切にして未来の可能性を広げられるように,多くの色々な企業の方と話をしてくださいとのアドバイスがありました。
13社の担当者による企業紹介の後,自然科学本館アカデミックプロムナードにおいて,参加学生から約30点のポスター発表があり,企業の担当者に学生が自身の専門分野・研究内容について熱心に説明していました。
自然科学大講義棟大講義室に会場を移しての座談会では,参加学生は4回の交流セッションの中でさまざまな企業のブースを訪れ,それぞれの企業の特色や研究開発業務の内容,企業が期待する博士人材などについて積極的に質問し,また企業の担当者の説明を熱心に聞き,修了後のキャリア構築に向けた交流を行いました。
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森本理事のあいさつ・説明 -
ポスター発表会場での交流 -
企業ブースでの交流➀ -
企業ブースでの交流②