5月18日,課外活動団体である金沢大学ボランティアさぽーとステーション(以下,ボラさぽ)の学生と,同団体顧問で人間社会研究域経済学経営学系の原田魁成講師は,石川県七尾市の和倉温泉お祭り会館にて,愛子内親王殿下との能登復興に関する懇談を行いました。これは,殿下が令和6年能登半島地震以降,初めての能登地方訪問に合わせて行われたものです。
初めに,ボラさぽ代表から令和6年能登半島地震および令和6年奥能登豪雨以降に実施した被災地復旧・復興支援活動の報告や今後の展望などをお伝えしました。その後は,ボラさぽが実施している被災写真の洗浄(被災した写真を洗って持ち主の手元に返却する)活動の実演紹介や懇談を行いました。殿下からは,学生らがボランティアに参加したきっかけや災害支援以外のボランティア活動について,また,写真1枚の洗浄にかかる時間などのご質問がありました。「どのような仕組みがあるとボランティアに参加しやすくなりますか」といったご質問には,学生らが本学で実施している事例として,SNSでの積極的な発信の重要性を語ると,「若い人に情報が届きますね」とご返答をいただきました。
懇談の最後には,「お身体にはどうかお気を付け活動なさってください」と労いのお言葉をいただきました。
金沢大学ならびにボラさぽでは,これからもさまざまな支援団体と連携し,能登復興や被災された方への支援を継続して行っていきます。
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和やかに懇談する殿下と学生ら
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学生が活動報告をする様子