文部科学省 「コアファシリティ構築支援プログラム」の中間評価で金沢大が最高評価「S」を獲得

掲載日:2023-2-10
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本学は,文部科学省先端研究基盤共用促進事業(コアファシリティ構築支援プログラム)の中間評価において,総合評価(評定)で「S」の最高評価を受けました。なお,今回の中間評価は令和2年度採択の5校が対象で,S評定は,本学と東京工業大学の2校が受けました。

「コアファシリティ構築支援プログラム」は,研究開発設備をインフラストラクチャと考えて,研究活動の持続的な維持・発展を支えるため,大学等において研究設備・機器を戦略的に導入・更新・共用する仕組みの強化を目的とした取り組みです。本学は令和2年度に一期校として採択され,北海道大学,東京工業大学,山口大学,早稲田大学とともに,2年半事業を展開してきました。

今回の中間評価では,全学的に,外部資金獲得や論文数向上への成果創出につなげている点や,計画を大きく上回る成果を創出している点が評価されました。また,本学の組織体制や運営方法は他大学にとって手本となるものとして,地方中核大学として北陸地域のネットワークを拡大し,機器の相互利用や技術者交流を一層進めることが期待されています。

本事業では,学内だけでなく,地域の大学,公的研究機関のほか企業からの設備利用とサービス利用を進めています。技術開発はもちろん,企業における生産管理やクレーム対応のためのデータ取得などでも本学の研究設備の利用を受け付けています。

 

 

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