「先導STEAM人材育成プログラム(KU-STEAM)」企業等の社会人との協働科目「融合先導知実践演習B(アイデアキャンプ)」を開講

掲載日:2022-12-20
ニュース

11月5日から23日の3日間,先導STEAM人材育成プログラム(KU-STEAM)の一環で,「融合先導知実践演習B(アイデアキャンプ)」を開講し,学生・企業・自治体等から34名が参加しました。

この授業では,学域・学類,学年を超えた学生同士が,メーカーのマネジメントを体感することにより,実際の厳しいビジネスの環境や各活動の意義や機能を理解できる総合演習を通して,3つのリテラシー(データリテラシー,ヒューマンリテラシーおよび科学技術リテラシー)を融合した専門知と鋭敏な飛躍知を備えた「融合先導知(※)」に統合することを目指して,今年度から新たに開講した科目です。

1日目は,授業アドバイザーとして東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属教養教育高度化機構(科学技術インタープリター養成部門)の定松淳特任准教授を招き,課題解決法の習得のグループワークを行いました。続いて,高大接続コア・センターの中野正俊特任助教が探究的な学びの課題設計を説明しました。

2日目と3日目は教学マネジメントセンターの林透教授と山下貴弘特任助教による進行で,実際に企業・自治体等の方から現状や課題を発表し,その解決法について企業・自治体等の方と一緒に考え,提案するグループワークを行いました。

参加した企業・自治体等から「学生が自分ごととして我々が提示した問題・課題について検討してくれた。短い期間・時間のなかで学生の成長が見て取れた」「面白い学生が多く,また先生方のファシリテートと講義が非常に面白かった」「職場での起案にも活かせるプロセスを学べた」「学生の皆さんと直接接する機会がほとんどないため,このような機会をいただけて非常にありがたい」「ただ接するだけでなく,企業のことについてより深く考察していくことができるため,学生の皆さんの企業理解と私たちの大学生に対する理解を互いに深めていくことができる点も非常に良いと感じた」といった感想が寄せられました。


※融合先導知
自らの深い専門性を基盤とした広範な教養と文理融合の知識を使って俯瞰的に捉える力を持ち,先導して多様な専門知につなげた課題解決ができること。

融合先導知実践演習B(アイデアキャンプ)Webシラバス

先導STEAM人材育成プログラム(KU-STEAM)

  • 熱を帯びる意見交換の様子
  • 学生・社会人が協力
  • 講義を行う定松准教授
  • 集合写真
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