第8回金沢大学高大接続ラウンドテーブルを開催

掲載日:2022-8-25
ニュース

8月6日,高大接続コア・センターは,第8回金沢大学高大接続ラウンドテーブル「未来へ繋ぐ探求〜知識基盤社会で活躍するための探求学習とは〜」をオンラインで開催しました。

現在,多くの高校で探求学習が実施されています。探求学習は,生徒が自らの問題関心に応じて主体的に課題を設定し,答えを導く学修プログラムです。本学は,早期から探求学習が高大接続の観点から重要であると認識し,探求学習の交流の場としてラウンドテーブルを実施し,第8回目となる今回は,前回に引き続き「知識基盤社会で活躍するための探求学習」のあり方をテーマに開催しました。

全国各地から集まった10名の高校生は,3〜4つのグループに分かれ,ファシリテーター(本学の大学生・大学院生)のもと,活発に意見交換がなされ,前半はそれぞれの探求学習の途中経過や成果を紹介しました。後半には,前半の意見交換を踏まえて「探求学習はなぜ必要なのか」「今後の探求活動のあるべきかたちとは」などをテーマに,各グループで意見をまとめた上で,全体発表を行いました。全体発表では「探求学習は本当にやりたいことがまだ見つかっていない高校生が,やりたいことを見つけるために必要だ」「自分たち高校生と企業が繋がり,企業の問題を解決したい」「他の高校生の探求学習を共有(インプット)することで,さらに新しいアウトプットに繋げることができる」など,経験に根ざした具体的な意見が出されました。

参加者からは「普段の生活では,探究活動を積極的に行っている高校生や大学生と話す機会が少ないので,今回ラウンドテーブルに参加して,さまざまな探究活動に触れることが出来て面白かった」「一つのテーマについて皆で議論したことが面白かった。他のグループの発表も聞くことで,新しい発見がありよかった」などのコメントが寄せられました。

なお,本ラウンドテーブルは,「KUGS高大接続プログラム」の一つであり,参加者が課題レポートを提出し基準を満たすことで,本学が実施している「KUGS特別入試」の出願資格を得ることができます。

KUGS高大接続プログラムポータルサイトはコチラ

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