公開講座「ハザードマップとフィールドワークで学ぶ金沢の自然災害」を実施

掲載日:2022-8-10
ニュース

7月31日,サテライト・プラザにて公開講座「ハザードマップとフィールドワークで学ぶ金沢の自然災害」を実施しました。

はじめに,人間社会研究域人間科学系の青木賢人准教授が,金沢の街を地理学の視点から分析し,金沢城やその城下町が犀川・浅野川の二つの川の作った河岸段丘と,森本富樫断層によって生じた自然の崖を活かして構築されていると解説しました。しかしそれは同時に,金沢が川の氾濫や断層による地震という自然災害のリスクを抱えた街でもあることを指摘し,ハザードマップを利用して,そのような自然災害のリスクに備えることの重要性を強調しました。

それに続くフィールドワークでは,下堤町や金沢城黒門口,白鳥路,尾張町の惣構跡,そして主計町などを巡り,市内各所の地面の高低差や小立野段丘の地層の様子,9年前の浅ノ川水害の被害の痕跡などを直接観察しました。

 

講師:人間社会研究域人間科学系 准教授 青木 賢人
    人間社会研究域人間科学系 准教授 林 紀代美

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  • 主計町でのフィールドワーク 主計町でのフィールドワーク
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