公開講座「城と歴史を活かしたまちづくり(1)金沢城」を実施

5月8日,サテライト・プラザにて公開講座「城と歴史を活かしたまちづくり(1)金沢城」を実施しました。

午前の部では,まず伊藤悟金沢大学名誉教授が,金沢市の歴史的景観を生かしたまちづくりの歩みについて概説し,同時に北陸新幹線開通後に観光客が金沢を代表すると感じる場所や施設が変化したことにも言及しました。続いて中井均滋賀県立大学名誉教授が,各地の城の復元例を紹介する中で,復元方法に疑問が感じられる事例を挙げ,空襲による焼失の記憶を消す恐れもあるため,むしろ城の現存する部分を活用することが重要であると述べました。

午後の部では,金沢城公園内を巡検し,様々な場所の石垣の構築方法の違いとその歴史的な意味,城門の構造と城の防御との結びつきについて,具体的に解説しました。また,金沢城の立地の地形面での特徴や,城外に残る惣構の存在などについても説明がありました。

本講座を通じて受講者からは多くの質問がなされ,活発な講座となりました。

 

講師:金沢大学名誉教授 伊藤 悟

   滋賀県立大学名誉教授 中井 均   

金沢大学公開講座およびミニ講演の詳細・申し込みについてはコチラ

 

  • 金沢城の城壁を巡検する参加者たち
  • 金沢市のまちづくりの歩みについて講義をする伊藤金沢大学名誉教授
  • 各地の城の復元例について講義をする中井滋賀県立大学名誉教授
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