「知識集約型社会を支える人材育成事業」令和3年度成果発信シンポジウムを実施

掲載日:2022-3-9
ニュース

令和4年3月1日,「知識集約型社会を支える人材育成事業」令和3年度成果発信シンポジウム~社会共創を通した人材育成モデル構築を目指して~をオンライン実施し,教職員・学生206名が参加しました。本シンポジウムは本事業採択校9機関(新潟大学,金沢大学,信州大学,大正大学,東京都市大学,麻布大学,千葉大学,早稲田大学及び名古屋商科大学)が初めて一堂に会して開催した合同イベントです。
 まず,文部科学省の早川慶氏(高等教育局 大学振興課 大学改革推進室 室長補佐)の開会挨拶があり,その後,本学の片岡邦重学長補佐から幹事校挨拶および本事業略称名とロゴマークの発表がありました。
続いて,本学の山崎光悦学長から「知識集約型社会における文理融合教育の意義と価値」と題し,基調講演がありました。日本のイノベーション力弱体化を克服するため,分野の壁を超えて学ぶ文理融合教育が必要であり,本学では,従来から,異分野融合による人材育成を学士課程教育から大学院教育まで一貫して進めてきたことが紹介されました。
 分科会セッションでは,Zoomのブレイクアウトルームを使用して,参加者は分科会1~3を自由に選択し聴講しました。  
 分科会セッション終了後,参加者は全体会場に戻り,上智大学特任教授の松本美奈氏(教育ジャーナリスト)より「STEAM教育の可能性 学生の質問力を磨く」と題し,基調講演がありました。その後,「知識集約型社会を支える人材育成事業への期待と要望」をテーマで,松本氏が登壇者との対談形式で意見交換が行われました。意見交換では,松本氏からの的を射る質問が次々と投げかけられ,今後の事業展開に向けて示唆に富む指摘を得ることができました。参加者にとっても,大変満足度の高い内容となりました。

〇「知識集約型社会を支える人材育成事業」令和3年度成果発信シンポジウム
  ~社会共創を通した人材育成モデル構築を目指して~の詳細はこちら

  • 基調講演を行う上智大学特任教授の松本美奈氏(教育ジャーナリスト)
  • 基調講演を行う山崎光悦金沢大学長
  • 幹事校挨拶をする片岡邦重学長補佐
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