10月3日,先端科学・社会共創推進機構はHirooka Terraceで,金沢大学公開市民講座「能登が育てるもの ―復興のその先に生まれる学び―」を実施し,一般市民や本学教職員など約40人が参加しました。本講座は,読売新聞東京本社北陸支社の協力を得て2012年度から実施しており,今回で15回目となります。
当日は,三浦要理事と読売新聞東京本社北陸支社の渡辺英俊支社長によるあいさつの後,講演とトークセッションを行いました。
講演では,表志津子名誉教授が「地域のつながりに寄り添う~『健康づくりのひろば』の活動から~」と題し,輪島市の仮設住宅集会所で実施している「健康づくりのひろば」での活動を通じた住民との交流や,地域のつながりを育む取り組みについて紹介しました。
続いて,人間社会研究域地域創造学系の坂本貴啓講師が「多重災害からの復興と水辺を活かした地域づくり」をテーマに,能登地域の「里川」の復興や,地域住民とともに取り組んだ水辺の自然再生について紹介しました。
また,人間社会環境研究科地域創造学専攻博士前期課程2年の鈴木淳之介さんが「能登の小学校における学生コンサート~学生・子ども・地域をつなぐ音楽~」と題し,学生コンサートの活動や,児童との交流を通して得た気付きについて語りました。
その後,「私たちは能登から何を学んでいるか」と題したトークセッションを行いました。能登里山里海未来創造センターの高原耕平特任准教授がファシリテーターを務め,読売新聞記者と本学学生が登壇し,能登への思いや復興への視点について多様な立場から意見を交わしました。参加者にとって,能登の現状や復興について理解を深める機会となりました。
受講者からは,「幅広い分野で能登の復興に向けた取り組みが行われていることを知ることができた」「それぞれの立場や活動を通した能登への思いが伝わってきた」「トークセッションでの学生や記者の話が印象に残った」といった感想が寄せられました。
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表名誉教授による講演 -
坂本講師による講演 -
「音楽を通じた能登の児童との交流」について話す鈴木さん -
トークセッションの様子