9月16日,東京都内において,本学と日本経済新聞社との共催で,日経地方創生フォーラム「能登の復興と未来への取り組み」を開催し,会場とオンラインを合わせて約800人が参加しました。
本フォーラムは,能登半島地震からの創造的復興に向けた新たな可能性を広く発信することを目的に開催されたものです。大学・企業関係者が能登の復興に向けた取り組みを紹介するとともに,大学生らが未来への提言を行いました。
冒頭,和田隆志学長が「能登を未来社会につながる先進地として復興していくため,大学として全力で取り組んでいく」とあいさつしました。続いて,竹内学内閣官房地域未来戦略本部事務局参事官が来賓メッセージを述べ,山野之義石川県知事からのビデオメッセージでは,能登の創造的復興に向けた期待と全国からの支援への感謝が伝えられました。
前半のセッションでは,本学理事・副学長で能登里山里海未来創造センター長の谷内江昭宏理事が,能登が抱えるさまざまな社会課題や,同センターが石川県珠洲市で進めている「未来知MITSUKE(みつけ)プロジェクト」などの取り組みについて講演しました。続く特別講演では,建築家の坂茂氏が,国内外の被災地における避難所支援などの活動を紹介しました。
後半は,「支援から地域の成長へ ~継続的に復興を支える企業の取り組み~」と題したパネルディスカッションを実施しました。ダイダン株式会社執行役員の平井拓也氏,西日本旅客鉄道株式会社金沢支社能登復興PT室長の塚本大輔氏,NTT株式会社執行役員の小杉佳世子氏,株式会社OCEAN GIFT BANK代表取締役CEOの水山裕文氏が登壇し,能登の創造的復興に向けた企業の役割や産学官連携の重要性について,震災後の取り組みや今後の展望を交えながら活発な議論を展開しました。
最後のクロージングセッション「若者が描く能登の未来」では,本学先端科学・社会共創推進機構の篠田隆行教授がモデレーターを務め,本学学生を含む8人の大学生がパネリストとして登壇しました。8月に能登で実施したワークショップを振り返りながら,若い世代が未来の能登に向けて何ができるのか意見を交わし,それぞれの思いや提案を発信しました。
金沢大学は,能登の里山里海の豊かな自然や地域資源を生かした多様な教育・研究活動を展開しています。今後も関係機関との連携を一層強化し,能登の創造的復興に向けた取り組みを推進していきます。
日経チャンネルにて,本フォーラムのアーカイブ配信をご覧いただけます。
NIKKEI CHANNEL|日経 地方創生フォーラム[2026年09月](外部サイト)
-
新たな連携と共創で未来への投資を進めたいと話す和田学長 -
谷内江理事の講演 -
大学生から見た、未来の能登について意見交換