2026年4月から,サイエンスヒルズこまつ(※1)内の金沢大学展示ブースにおいて,本学が進める最先端の宇宙研究を紹介する新たな展示を開始しました。
今回の展示では,宇宙で突然発生する非常に強い光の爆発現象「ガンマ線バースト」を人工衛星で観測し,宇宙の始まりに近い時代に生まれた最初の星「宇宙の一番星」を探す研究を紹介しています。
この研究では,広い宇宙の中で一瞬だけ現れる現象をすばやく見つけるために,「ロブスターアイ光学系」という特殊な観測技術を活用しています。これはロブスターの目の仕組みをヒントにしたもので,広い範囲を一度に観測できることが特徴です。また,人の目では見ることができない赤外線を使った観測によって,遠く離れた星や銀河の様子を詳しく調べることができます。まるでSFのような最先端の宇宙観測技術を,展示を通して身近に感じていただけます。
さらに,本学では超小型人工衛星の開発に関する金沢大学衛星プロジェクト(※2)にも取り組んでおり,学生と研究者が協力しながら,宇宙の謎を解き明かす研究を進めています。展示では,その取り組みについても紹介しています。
なお,「宇宙の一番星」を探す研究は,令和5年度に採択された文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」の支援を受けて推進しています。J-PEAKSを通じて,「世界的研究拠点の形成」を目指し,全学を挙げてさまざまな施策に取り組んでいます。
ぜひ,サイエンスヒルズこまつで,金沢大学が誇る最先端の研究をご覧ください。
※1 サイエンスヒルズこまつ
「未来を創る ひとづくり,ものづくり。」をテーマに,次世代を担う子供たちの科学とものづくりに対する興味・関心を創造する施設として平成26年3月にオープン。「ひととものづくり科学館」と,「こまつビジネス創造プラザ」の二つの施設で構成されている。
※2 金沢大学衛星プロジェクト
金沢大学理工研究域先端宇宙理工学研究センター(ARC-SAT)では,宇宙理工学の研究者たちが協力して「金沢大学衛星プロジェクト」を進めています。本プロジェクトでは,超小型衛星の開発を通じて実践的な宇宙理工学の教育を提供するとともに,最先端の科学的成果を目指しています。
【関連サイト】
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金沢大学展示ブース -
金沢大学衛星プロジェクト -
「宇宙の一番星」を探す研究概要