3日4日,本学の支援チームKEYPAT(※)は石川県立七尾特別支援学校から支援依頼を受け,同校のこころのサポート授業「自分の気持ちをあらわそう」に協力しました。高等部の生徒と教諭ら約15名が参加し,前半は音楽に合わせてボディパーカッションを,後半はアザラシ型のセラピー用ロボット「パロ」との触れ合い体験を行いました。
今回の授業は,令和6年能登半島地震から2年が経過し,こころへの影響を表に出しにくくなっている可能性があることをふまえて,KEYPATと教諭らでどのような支援を提供するか検討を重ねて実施したものです。KEYPATが教諭らの「パロ」を使いたいという要望を受け,開発者である国立研究開発法人産業技術総合研究所の柴田崇徳氏に協力を依頼しました。「パロ」に初めはおそるおそる触れていた生徒も少しずつ慣れていき,抱っこして撫でたり,その反応を見たり鳴き声を聞いたりして,普段よりも積極的になったり,優しく落ち着いた表情になったりする生徒もいました。
授業後には,KEYPATと教諭らと柴田氏で振り返る時間を持ち,教諭ら自身のメンタルヘルスの維持についても話し合いました。金沢大学は今後も,KEYPATとして支援を継続していく予定です。
(※) “KEYPAT”(Kanazawa Educational Yell Psychological Assistance Team)は,災害などによってこころの不調を抱えることになった方々を支援する金沢大学の全学的チーム(公式)であり,公認心理師を中心に構成されています。個々人のこころのケアに加えて,支援者支援や学校・病院などのコミュニティへの支援活動を継続しています。
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生徒らが,セラピー用ロボット「パロ」との初めての触れ合い体験 -
「パロ」と触れ合う生徒 -
国立研究開発法人産業技術総合研究所の柴田氏(一番右)とKEYPATのメンバー -
石川県立七尾特別支援学校