1月22日,金沢大学能登里山里海未来創造センター(以下,RRセンター)は,信州大学アクア・リジェネレーション機構(以下,ARG機構)と,「創造的復興に向けたオフグリッド実証実験に関する連携協定」を締結しました。
本協定は,令和6年能登半島地震および令和6年奥能登豪雨からの創造的復興への寄与を目的としたものです。両大学が採択されているJ-PEAKS事業のもと,それぞれの研究力や人的資源などを生かして,人口減少が進む地域におけるオフグリッド集落の構築と、持続可能なコミュニティ形成を目指す「未来知MITSUKEプロジェクト」をスタートします。
本学では,2024年1月にRRセンターを設置し,総合大学としての強みを生かした文理医融合の知見のもと,教職員と学生が一体となる「オール金沢大学」の体制で,中長期的な視点に立った復旧・復興支援に取り組んでいます。また,ARG機構は,水の循環利用などに関する高い研究力を強みとし,J-PEAKS事業のもと,海外の水課題解決だけではなく,国内の中山間地域や災害などにより孤立した地域が抱える水課題にも取り組むことで,地球規模での水環境の再生を目指しています。
今後,両大学は,本協定に基づき,能登の被災地・人口減少地域をフィールドに,自立分散型の水・エネルギー供給を中核とするオフグリッドの実証実験を進めるとともに,インフラ整備にとどまらない地域コミュニティの再生・形成を通じて,能登地域の創造的復興に貢献していきます。さらに,そこで得られる知見や成果を国内各地のみならず,海外にも発信・展開し,災害に強く持続可能な地域社会の構築に寄与していきます。
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握手を交わす谷内江昭宏RRセンター長(左)と手嶋勝弥ARG機構長 -
本学未来知実証センターにて締結式を挙行