12月18日,角間キャンパスのナノ生命科学研究所にて,「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(以下,J-PEAKS)」伴走チームによるサイトビジットを実施しました。
本サイトビジットは,学長をはじめとした本学執⾏部と伴走チームとの対⾯での意⾒交換を通じ,進捗状況や課題を把握するとともに,J-PEAKSの中核となる研究・社会実装の研究拠点などの視察を目的としています。
当日は,本学の担当サポーターである中山啓子氏(国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 理事)をはじめ,地域中核・特色ある研究大学の振興に係る伴走チーム,文部科学省,日本学術振興会の関係者計33名が来学しました。
はじめに,和田隆志学長から開会の挨拶,全学の方針・方向性について説明を行いました。続いて,J-PEAKS推進本部長の中村慎一理事(研究・社会共創・大学院支援担当)から本学J-PEAKSの推進体制・支援体制について説明を行いました。その後,研究力強化に関する取り組みについてJ-PEAKS推進副本部長の絹谷清剛副学長,社会実装に関する取り組みについてJ-PEAKS推進副本部長の松本邦夫副学長,未来知実証センターの施設紹介について長谷川浩未来知実証センター長(学長補佐),連携大学の取り組みについて北陸先端科学技術大学院大学の安田知一特任教授からそれぞれ説明を行いました。
説明後にはサポーター中山氏をはじめ伴走チーム関係者と本学執行部との間で,J-PEAKSの今後の見通しやURA・技術職員の育成,若手研究者の支援など活発な意見交換が行われました。意見交換後には,3つのグループに分かれて未来知実証センターへ移動し,各フロアの視察を行いました。本サイトビジットにより,今後の本学のJ-PEAKS事業を始めとした取り組みに生かせる様々な意見や課題を得ることができました。
本学は,引き続き,金沢大学未来ビジョン「志」のもと,J-PEAKSを通じて研究力強化,社会実装に繋がる支援をさらに充実していくとともに,10年後のビジョン「非連続なイノベーションを創出し続ける世界的拠点」の形成を目指し,全学を挙げて「基礎研究・融合研究の高度化」,「社会実装の最速化」に向けたアクションを実行していきます。
※金沢大学「J-PEAKS」webページ
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和田学長による全体概要説明 -
伴走チームとの意見交換 -
未来知実証センターの視察 -
地域中核・特色ある研究大学の伴走チームほか関係者が集結