12月9日,本学附属特別支援学校高等部作業班・クリーン工房の生徒が,平和町キャンパスの環境美化などに取り組みました。
この活動は,作業学習の一環として,5月下旬から6月初旬,10月下旬に引き続いての実施となりました。今回は,附属中学校テニスコート裏の町会ごみ集積場周辺の樹木剪定および附属学校園共用車(業務用車両)の洗車を行いました。
樹木剪定を実施した町会ごみ集積場周辺は,伸びてくるとごみ集積場の利用者,歩行者および自動車などの妨げとなります。作業班の生徒は,近隣の方々の道路の通行をスムーズにすること,利用者の方々の利用のしやすさを目的意識として持ちながら,丁寧に剪定や枝の収集作業を行いました。また,附属学校園共用車は,作業班の生徒が,隅々まで丁寧に洗車および清掃を行い,新車のような美しい仕上がりとなりました。
活動完了後,懸命に作業に従事した生徒らに附属学校職員から感謝の気持ちを込めた言葉が伝えられました。クリーン工房作業班による今年度の平和町キャンパスの環境美化は,今回の活動で一旦終了となります。
附属特別支援学校高等部クリーン工房の生徒は作業学習において,さまざまな道具を正しく安全に扱うこと,手順を守って作業を進めることを目的として,日頃から樹木の剪定や除草,洗車に取り組んでいます。その成果を今回のように発揮することで,社会に必要なマナーや礼儀などを学ぶとともに,働くことで社会に貢献することの喜びを実感し,就労意欲を育むことに役立てています。附属特別支援学校には,本学の各キャンパス・地区の環境美化を行うクリーン工房の他にも,商品としてのクッキー作りをする工房,カフェの経営,企業からの委託作業などに取り組む工房があります。これら作業学習の時間を通し生徒たちは,卒業後に働く力を身に付けています。
前回の環境美化はこちらから
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丁寧に樹木を剪定・収集する -
隅々まで丁寧に洗車し清掃をする