10月25日,東京・日本橋ライフサイエンスビルディングにて,第2回「kirameki」J-PEAKS宇宙理工学研究拠点シンポジウムをハイブリッド形式で実施し,企業や大学関係者を中心に約70名が参加しました。
金沢大学は,文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」における研究力強化の取り組みとして,文理医融合を推進する世界的研究拠点の形成を目指すべく,2つの研究拠点の構築を進めています。今回は,「宇宙における元素の起源と生命存在可能性に挑む~ダイヤモンドで拓く未来~」と題し,本学先端宇宙理工学研究センター,ダイヤモンド研究センター,環日本海域環境研究センターおよびナノマテリアル研究所を中心とした「宇宙理工学研究拠点」の概要について,拠点メンバーが紹介しました。
はじめに,J-PEAKS推進本部長である中村慎一理事による開会挨拶があり,第一部では,理工研究域数物科学系/先端宇宙理工学研究センターの米德大輔教授,ダイヤモンド研究センターの德田規夫教授,林寛助教および環日本海域環境研究センターの福士圭介教授から,「宇宙」にまつわる研究の進捗状況や,今後の展望に関する講演がありました。第二部では,若手教員および学生ら6名がポスター発表を行いました。多くの来場者と活発な議論を交わし,さらなる研究の発展が期待される貴重な機会となりました。
本学は今後も,J-PEAKSを通じて研究力強化,社会実装に繋がる支援をさらに充実していくとともに,10年後のビジョン「非連続なイノベーションを創出し続ける世界的拠点」の形成を目指し,全学を挙げて「基礎研究・融合研究の高度化」,「社会実装の最速化」に向けたアクションを実行していきます。金沢大学J-PEAKSの研究力強化における取り組みの一環として,セミナーシリーズ「kirameki」を実施しています。
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日本学術振興会「J-PEAKS」WEBサイトはコチラ
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米德教授の講演 -
德田教授の講演 -
講演会場の様子 -
ポスターセッション会場の様子