地域創造学類の学生が獣害をテーマとした「射的」を開催,120名が獣害を楽しく学ぶ

掲載日:2025-10-20
ニュース SDGs
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 10月5日,地域創造学類の学生を中心としたグループ「かくまラボ」が,小松市や西尾地区連合町内会などの支援・協力のもと,「第37回大倉岳高原まつり」で獣害射的イベントを開催しました。ブースを訪問した120名が獣害や狩猟について学びました。

 「獣害射的」の目的は,農村を悩ませる獣害(野生動物による被害)や適切な狩猟について楽しく学んでもらうことです。最大の特徴は,射的の標的が,命中させると加点になるもの(例:イノシシ)と命中させると減点になるもの(例:カモシカ)に分かれていることにあります。これは,狩猟が無秩序なものではなく,厳格なルールのもとで実施されていることを伝えるための工夫です。ブースには,獣害に関するポスターも設置し,当日は,雨にも関わらず,老若男女120人の訪問があり,獣害や狩猟について楽しく学びました。

 学生たちは,「まつり」という状況下で自分たちの意図(獣害や狩猟を学んでもらうこと)を伝えることに苦心しました。また,立ち入り禁止区域の設定,動線の管理,プロテクターの使用などの事故防止についても非常に神経を使いました。訪問した方々からポジティブな反応を得たことは,学生たちに大きな自信を与えました。

  • ブース設営中
  • 正面からみた「獣害射的」のブース
  • 学生が描いた標的の例
  • こどもが簡素なゴム銃でチャレンジ
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