地域創造学類の学生を中心としたグループ「かくまラボ」が,小松市の支援を受けながら,小松市の魅力に関するカプセルトイを製作し,9月21日に開催された「こまつ里山ファーマーズマーケット」で披露しました。
製作したカプセルトイは,大きく2種類、(1)「小松市の特産品・行事・名所(例:小松とまと)をモチーフにしたステッカー」と「蓄光素材でできた梅のキーホルダー」のセット,(2)「透明素材でできた小松市の特徴的な地形(例:動山)のミニチュア」と「ミニチュアを下から照らすライトの台座」のセットです。
ステッカーは,液晶タブレットを使って学生がデザインしました。ステッカーを印刷するにあたってはデザイン的な制約があり,工夫して調整しました。また,地形のミニチュアづくりでは,扱いが難しい「ポリウレタン系の透明レジン」を使いました。そのほか,ライトの台座といった立体物の製作で3Dプリンターを活用したこともポイントの一つです。
数々の試行錯誤の末に,地域の魅力を手のひらサイズのかたちにできたことや,カプセルトイを手にした一般の方々のポジティブな反応は,学生にとって大きな学びになりました。
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カプセルトイを製作した学生ら
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学生が企画・製作したカプセルトイのサンプル
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来場者にカプセルトイの内容を説明する様子
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温度管理が重要な透明レジンを使用