6月4日,本学発のテクノロジーとデータを活用し,地方と都市それぞれの社会課題の解決に挑戦する株式会社FMK Solutionsに対し,金沢大学認定ベンチャーの称号記を授与しました。「金沢大学認定ベンチャー」制度は,本学の研究成果の社会実装の観点から,特許などの実施許諾を受けている企業を「金沢大学認定ベンチャー」として認定し,支援する本学の試みです。
同社は,「第5回インフラメンテナンス大賞 文部科学大臣賞」を受賞した画像解析による壁面タイルのひび割れ判定などのコア技術を基に,インフラメンテナンスをはじめとした社会課題に対応するための解決策の企画・提案・実施を行うスタートアップ企業で,5月12日付で金沢大学認定ベンチャーに認定されました。
授与式では,和田隆志学長より,メンバーの代表取締役CEOの今 洋佑 氏(本学端観光科学研究所・特任准教授),創業者取締役CROの藤生 慎 氏(本学融合研究域融合科学系・教授),取締役CTOの森崎 裕磨 氏(本学融合研究域融合科学系・助教)に,称号記と記念の盾が手渡されました。その後,同社のメンバーからは,これまで大学のキャンパスや能登の被災地で実施してきた実証研究の概要や,テクノロジーの強み,今後の事業展開や抱負などについて説明があり,懇談が行われました。
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(左から)藤生CRO,今CEO,森崎CTO
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懇談の様子