5月25日,課外活動団体・金沢大学ボランティアさぽーとステーションの学生と同団体顧問で人間社会研究域経済学経営学系の原田魁成講師は,金沢市役所前で開催された「第11回ソーラークッカー全国大会in金沢」に石川県輪島市にある小売店などの商品を取り扱った能登復興市を特別出展しました。
石川県輪島市の小売業を営む方々は,自らも被災者ながら復旧・復興支援や被災者支援を行っています。そんなお店の方々に代わり,焼菓子(くまのおうち),輪島箸と輪島うるし箸(わじま手ばしや),魚醤としょうゆ(谷川醸造),乾物(輪島朝市),能登復興グッズ(重蔵神社)を販売しました。
雨がちらつくあいにくの天気でしたが,ブースには多くの来客がありました。商品を手に取ってもらったり購入してもらう中で,学生らの支援活動に対して,来客からたくさんの温かい励ましの声をかけてもらいました。
奥能登地方では,震災や豪雨災害によって,それ以前ほどの商品の生産ができなくなった事業者や,観光客数の低下による売上減少でなりわいの維持が困難となった事業者が多数います。金沢大学ボランティアさぽーとステーションでは,能登復興市の継続的な開催を通じて,これからも奥能登地域の経済活性化に貢献していきます。
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出展ブースの様子
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接客販売の様子