第3回肝臓と糖尿病・代謝研究会を開催

掲載日:2016-7-22
研究

7月16日,超然プロジェクト「栄養が関連する疾病を克服する拠点の形成」グループは,石川県立音楽堂にて,第3回肝臓と糖尿病・代謝研究会を開催しました。これは,日本肝臓学会,日本糖尿病学会とともに開催したもので,糖,脂質,アミノ酸代謝に重要な役割を果たしている肝臓と糖尿病および代謝疾患の研究を目的としています。

研究会には,肝疾患や代謝疾患を専門とする研究者400名超が参加し,「内分泌臓器としての肝臓」をテーマに,幅広く発表・討議を行いました。また,特別講演ではテキサス大学のスティーブン・クリーワー教授が「Regulation of Behavior and Metabolism by the Liver Hormone FGF21」と題し,今回のテーマに深く関わる最新の知見について講演。その後,エール大学のジェラルド・I・シュルマン教授が,糖尿病・インスリン抵抗性における肝臓の脂質代謝異常の役割について講演しました。

 

※超然プロジェクト
本学に優位性のある研究領域を核とした世界的な研究拠点を形成するための取り組み。

超然プロジェクト「栄養が関連する疾病を克服する拠点の形成」

  • 講演するシュルマン教授
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