金沢大学未来ビジョン『志』

 

      揮毫:和田隆志学長 

金沢大学は,1862(文久2)年に創設された加賀藩彦三種痘所を源流とし,旧制第四高等学校,石川師範学校,石川青年師範学校,金沢高等師範学校,金沢医科大学,金沢工業専門学校などの  前身校の歴史と伝統を受け継ぐ総合大学です。

諸先輩が築き上げてきた歴史を礎に,金沢大学憲章に掲げる「地域と世界に開かれた教育重視の研究大学」という基本理念に立脚して,金沢大学の揺るぎない未来ビジョンを『志』として,学内並びに社会に示します。

金沢大学が目指すビジョン『志』は,地域と世界の2つの視点を互いに往還させながら,未来の課題を探求し克服する知恵「未来知」により社会貢献を果たすことです。
『志』として掲げる未来知による社会貢献に向け,研究,教育,経営のあるべき姿を掲げます。具体的には,研究面では「独創的な世界トップレベルの研究の展開による世界的研究拠点の形成」,教育面では「社会の中核的リーダーたる“金沢大学ブランド人材”の輩出」,経営面では「人・知・社会の好循環を作り出す持続可能で自律的な運営・経営の実現」です。

これら3つのあるべき姿は,互いに密接に関連します。研究と教育が互いに好影響をもたらすポジティブループを形づくり,同時に確固たる経営・マネジメントがその基盤を支えます。3つの機能を一体とし,『志』として掲げる未来知により社会に貢献する,これが金沢大学の目指すビジョンです。

基本理念のもと,揺るぎない未来ビジョン『志』を明確にし,研究,教育,経営それぞれのあるべき姿を掲げました。そのビジョン達成に向け,“いま”金沢大学が何を為すべきかというミッションと,“いま”金沢大学が何を行うのかという個々のアクションプランを掲げます。

この未来ビジョン,ミッションと,そこから導き出されるアクションプランは,学生,教員,職員がそれぞれの立場を超え,共有し,互いの尊重と協働のもとで取り組むことにより,初めて実現できるものです。それゆえに,学生・教職員一人一人が金沢大学の宝,財産であることを心に留め,「オール金沢大学」として邁進します。

金沢大学未来ビジョン

 

(参考)これまでの大学改革の方針