沿革(金沢大学の伝統)

沿革

基幹的な総合大学として 160年の歴史を,次へとつなぎます

「知識を養い,人を育てる場所を北陸にも」人々のそんな願いを実現するため,日本が明治維新を迎える直前,加賀藩の下で,金沢大学の礎が築かれました。
以来,今日までの長い間,磨き続けられてきた英知によって,新しい文化と伝統が創造され続けています。

1862(文久2 ) 加賀藩が種痘所を設置。現在の金沢大学(医学類)の源流となる。
1870(明治3 ) 加賀藩が金沢医学館,製薬所,病院 を開設。
西洋医学・薬学の教育の流れは,後の金沢医学校,金沢医科大学へ続いていく。
1874(明治7 ) 石川県が小学校教員を養成するための集成学校創設。
その後,石川県師範学校と改称され,後に設置される金沢高等師範学校,石川青年師範学校とともに地域の教育を支え,学校教育学類(旧教育学部)の前身となる。
1876(明治9 ) 石川県が中学師範学校として啓明学校を設置。
中等教育・高等専門教育の流れを受け継ぐ第四高等学校へ発展していく。
1887(明治20) 官立の第四高等中学校を設置。
後に第四高等中学校を第四高等学校と改称(1894年)。
人間社会学域(旧文・法・経済学部)・理工学域(旧理学部)の前身となる。
1920(大正9 ) 官立の金沢高等工業学校設置。
後に金沢工業専門学校と改称(1944年)。理工学域(旧工学部)の前身となる。
1923(大正12) 官立医科大学として金沢医科大学及び附属薬学専門部設置。
医薬保健学域(旧医・薬学部)の前身となる。
1949(昭和24) 金沢医科大学,第四高等学校,石川師範学校,金沢高等師範学校,石川青年師範学校,
金沢工業専門学校などが統合され,新制大学として金沢大学が誕生。
法文・教育・理・医・薬・工学部の6学部を設置。
法文,教育,理の3学部は金沢城内にキャンパスがあり,以後,角間キャンパス移転まで,
全国的にも珍しい”お城の中の大学”として親しまれる。
1972(昭和47) 医療技術短期大学部の設置(1996年,医学部保健学科に改組)。
1980(昭和55) 法文学部を改組し,文・法・経済学部を設置。8学部に。
1989(平成元) 角間キャンパスへの総合移転開始。
2004(平成16) 国立大学法人金沢大学設立。
2008(平成20) 8学部を3学域・16学類に改組して新たなスタートを切る。
人間社会学域  6学類(人文,法,経済,学校教育,地域創造,国際)
理工学域   6学類(数物科,物質化,機械工,電子情報,環境デザイン,自然システム)
医薬保健学域  4学類(医,薬,創薬科,保健)
2012(平成24) 金沢大学創基150年
2016(平成28) 国際基幹教育院を創設するとともに,共通教育科目を一新。
2018(平成30) 3学域・17学類に再編。
理工学域を7学類(数物科,物質化,機械工,フロンティア工,電子情報通信,地球社会基盤,生命理工)に再編。
2021(令和3) 融合学域を新設し,4学域・18学類に再編。
融合学域先導学類,医薬保健学域医薬科学類を設置。
2022(令和4) 4学域・19学類に再編。
融合学域観光デザイン学類を新設。
融合学域  2学類(先導,観光デザイン)   
人間社会学域  6学類(人文,法,経済,学校教育,地域創造,国際)
理工学域   7学類(数物科,物質化,機械工,フロンティア工,電子情報通信,地球社会基盤,生命理工)
医薬保健学域  4学類(医,薬,医薬科,保健)
2023(令和5) 4学域・20学類に再編。
融合学域スマート創成科学類を新設。
融合学域  3学類(先導,観光デザイン,スマート創成科)   
人間社会学域  6学類(人文,法,経済,学校教育,地域創造,国際)
理工学域   7学類(数物科,物質化,機械工,フロンティア工,電子情報通信,地球社会基盤,生命理工)
医薬保健学域  4学類(医,薬,医薬科,保健)
「人を育てる」原点となった教育の場,師範学校。一貫して石川県の小中学校教員の養成に貢献
令和3年5月撮影

 

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