自閉スペクトラム症児の脳神経ネットワークの特徴,社会性の障害との関係を解析
金沢大学子どものこころの発達研究センターの廣澤徹准教授,大学院医薬保健学総合研究科医学専攻の相馬大輝さんらの共同研究グループは,産学官連携のプロジェクトで開発した「幼児用脳磁計」(図1)を活用し,5歳から8歳の自閉スペク […]
登録日:2022-2-2
精神疾患における脳活動の定常刺激反応の変質に興奮性/抑制性バランスとシナプスのロングテール性の関与が判明
金沢大学子どものこころの発達研究センター(協力研究員)/日本学術振興会の長谷川千秋助教,金沢大学子どものこころの発達研究センター(協力研究員)/ 福井大学医学部精神医学(客員准教授)/魚津神経サナトリウム(副院長)高橋哲 […]
カメルーン人と日本人における皮膚細菌叢の差異を解明
金沢大学医薬保健研究域附属AIホスピタル・マクロシグナルダイナミクス研究開発センターの大貝和裕准教授,医薬保健研究域薬学系の倉石貴透准教授,新学術創成研究機構の岡本成史教授と,カメルーン・ヤウンデ第一大学・バイオテクノロ […]
登録日:2022-1-27
全国8地域からなる大規模認知症コホート研究で境界型糖尿病とアルツハイマー病との関連を報告
金沢大学医薬保健研究域医学系脳老化・神経病態学(脳神経内科学)の山田正仁名誉教授(現・九段坂病院副院長),医薬保健学総合研究科認知症先制医学講座の篠原もえ子特任准教授,九州大学らの共同研究グループは,健康長寿社会の実現を […]
登録日:2022-1-25
種子島沖海底泥火山でメタンハイドレートを発見
金沢大学理工研究域地球社会基盤学系の加藤萌日本学術振興会特別研究員(JSPS-PD)らと神戸大学,琉球大学,高知大学,海洋研究開発機構と共同で行った琉球海溝北部の種子島沖海底泥火山(※1)の調査航海において,メタンハイド […]
登録日:2022-1-19
原子間力顕微鏡を利用した内耳タンパク質の力分光解析による聴覚メカニズムの解明
金沢大学理工研究域フロンティア工学系の村越道生准教授らの研究グループは,原子間力顕微鏡による力分光法(※)を用いて,聴覚の高感度を可能にしている内耳外有毛細胞のタンパクであるプレスチンの膜貫通構造を明らかにしました。 哺 […]
登録日:2022-1-6
脂肪肝を悪化させるケモカインを特定
金沢大学医薬保健研究域医学系の長田直人講師らの研究グループは,非アルコール性脂肪性肝疾患(いわゆる脂肪肝)の進行の原因として,CCL3と呼ばれるケモカイン分子が,重要な役割を果たしていることを明らかにしました。 脂肪肝と […]
心エコー図の専門医が不足する地方で遠隔診療を可能に
金沢大学附属病院検査部の森三佳助教と先端医療開発センターの野村章洋特任准教授らの研究チームと株式会社NTTドコモ(以下,ドコモ)は共同で,モバイルを活用した高画質映像伝送機材を用いて経食道エコー画像の遠隔地へのリアルタイ […]
登録日:2022-1-5
自閉スペクトラム症グレーゾーンに関わる遺伝要因を解析
金沢大学子どものこころの発達研究センターの塩田友果修士研究員(兼 大阪大学大学院連合小児発達学研究科博士課程),廣澤徹准教授,横山茂教授,および医薬保健研究域医学系精神行動科学の菊知充教授らの共同研究グループは,自閉スペ […]
登録日:2021-12-21
今月のNature Index 「Research Highlight」 “Research Highlight” on Nature Index of this month
世界トップクラスの研究成果を国・機関別にプロファイリングするデータベース「Nature Index」では,Nature Indexが選定した82ジャーナルに掲載された金沢大学所属の研究者の論文の中から,Springer […]
登録日:2021-12-17
宇宙では波から波へのエネルギー輸送をイオンが中継していることが判明!
金沢大学学術メディア創成センターの笠原禎也教授,理工研究域電子情報通信学系の松田昇也准教授らと名古屋大学,京都大学,九州工業大学との共同研究グループは,宇宙空間においてプラズマの波が,イオンとの相互作用を介して別の波へと […]
登録日:2021-12-15
宇宙の電磁波が地上に伝わる“通り道”を可視化することに成功!
金沢大学理工研究域 電子情報通信学系の松田昇也准教授,金沢大学学術メディア創成センターの笠原禎也教授らの国際共同研究グループは,複数の科学衛星で同時計測された電磁波とプラズマ粒子データなどを用いて,宇宙の電磁波が発生する […]
登録日:2021-12-10
新たな胃がんマウスモデルを開発し,胃がん幹細胞の発見に成功!
金沢大学がん進展制御研究所のニック・バーカー客員教授,寺門侑美博士研究員,村上和弘助教らの国際共同研究グループは,進行したヒト胃がんに非常によく似た胃がんを発症するマウスモデルの樹立に成功しました。また,このモデルを使用 […]
下水管の遠隔補修を可能にする多自由度の切削工具を有した小型ロボットの開発
金沢大学理工研究域フロンティア工学系の関啓明教授と自然科学研究科博士後期課程のThaelasutt Tugeumwolachotさんらの研究グループは,人が入れないさまざまな直径の下水管内で,詰まりの除去や菅の補修など, […]
登録日:2021-12-8
アルツハイマー病脳における伝播したアミロイドβタンパク質が脳血管に沈着しやすいことを解明
金沢大学の山田正仁名誉教授(研究当時:金沢大学医薬保健研究域医学系教授,現在:九段坂病院副院長)と医薬保健研究域医学系の濵口毅准教授らの研究グループは,アルツハイマー病患者の脳に沈着したアミロイドβタンパク質( […]
登録日:2021-12-1
がんの包括的診断治療による超個別化医療の確立へ向けて新手法を開発
金沢大学新学術創成研究機構の小川数馬教授と三代憲司准教授らの研究グループは,異なる化学的性質の放射性同位元素で標識されたプローブ(※1)を用いた新しいラジオセラノスティクスの手法を開発しました。 今日のがん治療のプロセス […]
登録日:2021-11-29
アルツハイマー病の早期診断マーカーとしてのオプティックフロータスク時の脳磁計測の有用性を報告
金沢大学医薬保健研究域医学系脳老化・神経病態学(脳神経内科学)の山田正仁名誉教授(現・九段坂病院副院長),医薬保健学総合研究科認知症先制医学講座の篠原もえ子特任准教授と,株式会社リコーのリコーフューチャーズビジネスユニッ […]
登録日:2021-11-25
熱帯雨林樹木“フタバガキ”の乾燥応答遺伝子の数が増加していた 〜ゲノム解読から気候変動対策へ〜
金沢大学疾患モデル総合研究センターの西山智明助教と横浜市立大学,国際農林水産業研究センター,株式会社ヒューマノーム研究所,理化学研究所,マレーシア森林研究所の共同研究グループは,地球環境にとっても輸入木材としても重要な熱 […]
肝臓がんの悪性化に寄与する分子シグナルを特定
金沢大学附属病院の丹尾幸樹助教らの研究グループは,肝臓がんのがん幹細胞の活性化につながる分子シグナルを特定しました。 がん幹細胞は,他のがん細胞を生み出す供給源であり,がんの形成や成長の原因となる細胞です。また,がんの転 […]
登録日:2021-11-10
小脳を模した光ニューラルネット回路 〜超高速・省電力の光リザバー計算チップを実現〜
金沢大学理工研究域機械工学系の砂田哲教授らの共同研究グループは,小脳を模したニューラルネットワーク(※1)の一種であるリザバー計算(※2)を,光を用いて超高速かつ低消費電力で処理可能な新しい光回路チップを作製しました。 […]
登録日:2021-11-5